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スプリント:4-6月に予想外の黒字転換、契約者数の減少は継続

8/1(火) 22:16配信

Bloomberg

ソフトバンクグループ傘下の米無線通信4位、スプリントでは契約者数が2四半期連続で減少したものの、純損益が3年ぶりに黒字を確保し、アナリスト予想の上限を上回る好決算となった。

1日の発表によると、4-6月(第2四半期)の純損益は2億600万ドル(約227億円)の黒字。アナリスト予想は7990万ドルの赤字。前年同期は3億200万ドルの赤字だった。ケーブルテレビ(CATV)運営会社チャーター・コミュニケーションズとの合併を視野に入れ、事業好転を図る孫正義会長にとって、今回の業績は多少なりとも追い風となる。

契約者数は3万9000人の純減。同社は新規契約者に1年間のデータ使い放題プランを提供しており、アナリストは12万7452人の純増を見込んでいた。競合の上位3社はすべて4-6月に契約者数を伸ばしており、スプリントが向き合う事業の難しさを浮き彫りにした。親会社ソフトバンクには合併を通じた打開策を見いだすよう圧力が強まる。

スプリントは通期EBITDA(利払い・税金・ 減価償却・償却控除前利益)見通しの下限を小幅に引き上げ、108億-112億ドルとした。従来は107億-112億ドルだった。

原題:Sprint Profit Surprises Even as Subscriber Exodus Continues(抜粋)

Scott Moritz

最終更新:8/1(火) 22:16
Bloomberg