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FC東京の石川直宏が現役引退を発表…元日本代表MFが18年のキャリアに終止符

8/2(水) 8:29配信

GOAL

FC東京MF石川直宏が2日、自身のオフィシャルサイトで今シーズン限りでの現役引退を発表した。所属のFC東京も同時にリリースを出し、同日に東京都内で引退記者会見が行われる。

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石川は自身の公式サイトで「思っていた以上の回復ができていないこと」や「残りのシーズンを今まで以上に強い覚悟と責任、誇りをもって出し尽くしたい想いが強くなったこと」が引退を決断する経緯となったことを明かす。一方で、今の自分にしかできないこともあると強調する。

「ただ今の自分にしか出来ない事であり判断の中で、自分自身にも周りにも今しか与えられない刺激が必ずあるはずだという感覚と、その感覚の中で起こしてきたアクションが必ず来たるべき時にピッチで形となって表れるはずだという根拠のない自信があります」

さらに続けて、覚悟を決めた人間はどんな難所も乗り越えることができると語る。

「1分なのか5分なのか10分なのかは分からないけど、ピッチに立つ事でスタジアムの雰囲気が一変しこれまで積み重ねてきたものがその時間にグッと凝縮され、その限りある時間の中で躍動し結果に繋げる姿が必ずあるはず・・・。そんな姿であり結果が、共に戦ってきたファン・サポーターのみなさんをはじめこれまで支えて下さった多くの皆さんに向けて選手として出来る最後の恩返し、感謝を伝えられる形になるだろうと思っています」

近年、ケガに悩まされてきた石川は、昨シーズン終了後にも現役続行について悩んでおり、自分とクラブの今後を考えた末、今シーズン限りでスパイクを脱ぐことを決意。2015年にフランクフルトとの国際親善試合で二度目の左膝前十字靭帯損傷を負った8月2日を引退発表の日に選んだ。現在も古傷に痛みを抱えながらの戦いが続くが、今後はJ1リーグ戦出場に向けてトレーニングを積みながら、万全のコンディションで味スタのピッチに立つことを目指すという。

1981年生まれの石川は横浜F・マリノスユースからトップチームに昇格。各年代の日本代表に選ばれ、2001年にアルゼンチンで行われたFIFAワールドユース(現FIFA U-20ワールドカップ)では10番を背負った。その後、2002シーズン途中にFC東京へ期限付き移籍したことで大ブレイク。右サイドを駆けるスピードスターとして名を馳せ、2003年に日本代表デビューを果たした。

2005年9月に右膝に大ケガを負いながら完全復活を果たすと、2009シーズンには抜群の得点感覚を見せて24試合15ゴールと活躍し、Jリーグベストイレブンにも選出された。同年10月に日本代表復帰を果たし、南アフリカW杯の“切り札”として期待されたが、代表復帰直後に今度は左膝を重傷が襲う。

その後もケガに悩まされながら真摯な姿勢でサッカーに取り組んできたが、2015年8月のドイツ遠征で再び左膝を負傷。昨秋、J3リーグで実戦復帰し、J1の舞台を目指してトレーニングを積んできたが、このたびの引退発表に至った。日本プロサッカー選手会の副会長を務めた経験を持つなど人望も厚く、FC東京のみならず多くのサッカーファンから支持されてきた選手でもある。

[主な公式戦出場歴]
・J1リーグ通算289試合49得点
・J2リーグ通算23試合3得点
・J3リーグ通算2試合0得点
・日本代表通算6試合0得点

[主な獲得タイトル/クラブ]
・Jリーグヤマザキナビスコカップ(2001=横浜FM、2004、2009=FC東京)
・天皇杯(2011)
・スルガ銀行チャンピオンシップ(2010)

[主な獲得タイトル/個人]
・Jリーグ優秀選手賞(2003、2009)
・Jリーグフェアプレー個人賞(2003)
・JOMOオールスターサッカーMVP(2004)
・Jリーグベストイレブン(2009)
※データはすべて2017年8月2日現在。

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最終更新:8/2(水) 8:29
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