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天井の「あの模様」、実は大理石を意識してた! 「トラバーチン」50年経っても売れ筋 大手2社に聞く

8/3(木) 7:00配信

withnews

 オフィスの天井などでよく見かける「あの柄」。不規則に虫食いの穴があいたような模様のことです。実は「トラバーチン模様」という名前があるのを知っていますか? その名前の由来や機能性はどんなものなのか? 天井材を作っている吉野石膏と大建工業に話を聞きました。

【画像】本物の「トラバーチン」はこちら。緻密な縞状構造の大理石です。似ているといえば似ているような…

中学校の天井こんなだったなぁ

 6月上旬、ツイッター上でトラバーチン模様の天井材が話題になりました。きっかけは今年2月の「よく見る天井の模様 気になったから調べてみた」というツイート。

 その後、この投稿に対して「中学校の天井こんなだったなぁ」「手術して入院してた日々を思い出した」「現場ではムシクイと呼んでます」といったコメントが寄せられ、いいねは1万を超えています。

 そもそも「トラバーチン」とは何を指すのか? webサイト「コトバンク」で検索すると、デジタル大辞泉の解説として以下のように書かれています。

 「大理石の一種。緻密(ちみつ)な縞状構造をもつ。湧泉(ゆうせん)や地下水の炭酸カルシウムが沈殿してできる。建築や家具用材となる」

吉野石膏に聞きました

 吉野石膏(本社・東京都)によると、トラバーチン模様を採用している天井材は「ジプトーン・ライト」など計6種類。そのうちの一つ、「マーブルトーン・ライト」の紹介ページでは、このように説明されています。

 「ヨーロッパ建築に欠かすことのできない素材である天然大理石のトラバーチン模様を天井材に再現しました」

 吉野石膏がトラバーチン模様を初めて採用したのが、1968年に発売した「ジプトーン」。これが大ヒットし、その後に発売された商品にも使われるようになったそうです。

 採用した理由については「大理石の模様を意識したのだと思いますが、昔のことなのではっきりとしたことはわかりません」とのこと。

 トラバーチン模様を使った商品は現在も主力で、価格が手頃・ネジが目立たない・供給が安定している、といった点が支持されているそうです。

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最終更新:8/3(木) 8:09
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