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陸奥会津之城之図 若松で初公開 改修前の鶴ケ城描く

8/2(水) 10:28配信

福島民報

 福島県会津若松市教委は1639(寛永16)年に改修される前の鶴ケ城(若松城)の姿が描かれた「陸奥会津之城之図」(会津図書館所蔵)を市歴史資料センター「まなべこ」で初公開している。
 市教委文化課の近藤真佐夫主幹によると、現在の鶴ケ城と比べ、(1)西出丸や北出丸の面積が狭い(2)天守閣からまっすぐ伸びる走り長屋が何度も折れる構造をしている-など複数の相違点がある。現在、改修前後に天守閣東側の二の丸の廊下橋から北出丸に移ったと伝わる城の正面「追手」が北出丸側に記されており、近藤主幹は「追手がすでに北出丸側にあったと読み取れる。研究を進めれば、歴史が変わる可能性もある」としている。
 絵図は数年前に県外の所有者から寄贈された。まなべこの企画展「鶴ケ城のヒミツ」で展示している。9月末まで。時間は午前9時から午後5時まで。月曜日は休館。
 鶴ケ城は1593(文禄2)年、蒲生氏郷が七層の天守閣を築き、1639年に加藤明成が天守閣を五層にして現在の姿となった。

福島民報社

最終更新:8/2(水) 11:28
福島民報