ここから本文です

常識打破せよ ノーベル賞・天野名大教授が講演

8/2(水) 9:39配信

岐阜新聞Web

 県内外の中学生が集い、合宿形式で科学に触れる「岐阜サマー・サイエンス・スクール2017inなかつがわ」が1日、岐阜県中津川市内で始まった。3泊4日の初日は、青色発光ダイオード(LED)の開発で2014年にノーベル物理学賞を受賞した名古屋大教授の天野浩さんが講演、将来の夢の実現に向けて過去の常識や先入観にとらわれないことの大切さを伝えた。
 同市出身で、大容量長距離光ファイバー通信技術を確立した末松安晴・東工大栄誉教授が委員長を務める実行委員会主催。市、市教育委員会、ソフトピアジャパン共催。同市を中心に、東京や滋賀などの中学1~3年生70人が参加している。
 講演で天野さんは、過去の研究者の常識や先入観を打ち破ってLEDの開発に成功したことを紹介。「偉い人の話をうのみにせず、確実な根拠もなく先入観を持たないこと。自分で考えて行動する習慣を身に付ければ、いろんな分野で活躍できる」と呼び掛けた。
 また、少子高齢化の影響として、多数派の高齢者の意見が通るシルバーデモクラシーの問題を指摘し「若い人がどんどん意見を言わないといけない。忖度(そんたく)という言葉は研究の世界に必要ない」と強調した。

岐阜新聞社

最終更新:8/2(水) 15:35
岐阜新聞Web