ここから本文です

会社勤めの人が個人型確定拠出年金(iDeCo)を始めるハードルとは?

8/2(水) 11:02配信

ファイナンシャルフィールド

税制優遇を受けながら、有利に老後のお金を準備できる確定拠出年金。中でも、個人型確定拠出年金(iDeco)は、2017年以降、基本すべての人が加入できるようになるとあって注目が集まっています。

ところが、この個人型確定拠出年金、「確定拠出年金を始めます!」と意気込んでも、「結局まだ始められていないんです」となってしまう人もいます。その原因は意外なところにありました。

会社等にお勤めの人だけにあるハードルとは?

じつは、個人型確定拠出年金を始めるにあたっては、会社等にお勤めの人に必要となる1枚の書類があります。人によってはこれがハードルともなり得るのです。その書類の名前は、「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」。なぜ、一見何でもなさそうな書類がハードルとなる場合があるのでしょうか?それは、この書類が、事業主つまり勤務先の会社等で記入・押印してもらう書類だからなのです。

どこがハードルとなる?

この書類、「どの部署に申し出ればいいのかわからない」「総務の人っていつも忙しそうなので言い出しにくい」といって迷っているうちに、どんどん月日が経ってしまうこともめずらしくありません。

多くの会社の場合、総務部や人事部で(会社によっては総務人事部などその名称は異なります)その書類に記入してもらえるようです。これが、仕事上の必要書類ならば躊躇する人は少ないはずです。

ところが、個人の資産形成のためのものであることから、職場で”言い出しにくい”という感覚を持つ人は多いようです。「どこの部署の誰に聞けばいいのか躊躇する」「確定拠出年金のような個人のお金のことで会社の人に手間をかけるのは気がひける」という声、ご相談のお客様から何度聞いたことでしょうか。従業員規模がさほどではない会社等では、「『確定拠出年金、何それ?』と言われてしまいました。」という話も聞くほどです。

このように、「確定拠出年金の書類」と申し出てピンと来てくれる勤務先ならよいのですが、「確定拠出年金って何ですか?その書類はどうすればいいのですか?」と聞かれたら自分で説明しきれないと感じる人にとっては、もう言い出すこと事態がおっくうに思えてしまうようです。

1/2ページ