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ダウ5日連続で最高値更新、企業決算の期待感で(1日)

8/2(水) 6:15配信

ロイター

8月1日火曜日-米国株式市場は3指数揃って上昇。ダウは5営業日連続で最高値を更新、22000ドルに迫りました。これまで発表された企業決算の大半が良好なことから今後への期待が高まり、株価を支えました。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレを測る指標として注目する、米商務省が発表した6月の個人消費支出物価指数(PCE)は、前年同月比1.4%上昇と4カ月連続で伸びが鈍化、コア指数も1.5%の上昇に留まりました。FRBが目標とする2%に届かず、追加利上げに動きにくくなるのではないかとの見方が広がっていることも追い風となりました。個別銘柄では、好決算を発表したスプリントが急伸。第1・四半期決算は、契約者数獲得に向けた新たな販売促進策が功を奏し3年ぶりの黒字となりました。契約者数は8万8000件増え、第1・四半期に3億7000万ドルの経費を削減。今年度さらに13億─15億ドルの削減を見込んでいます。スプリントは11.2%高。またアマゾン・ドット・コムは上昇。英国紙ガーディアンの報道によると、テニスのATPワールド・ツアーのイギリス独占権入札でアマゾン・プライム・ビデオが年間最大1320万ドルの支払いで合意。この報道を受け一時は1000ドル台を回復、結局0.8%高で取引を終えました。また引け後の決算発表が注目されたアップルは発表を前に0.8%高でした。スポーツ衣料品大手アンダーアーマーが急落。通年の売上高見通しの下方修正、人員削減などを含むリストラ計画を嫌気したもので、過去最安値を更新しました。アンダーアーマーは10.3%安。自動車大手のゼネラル・モーターズとフォード・モーターはそろって軟調。GMの7月自動車販売は前年同月比15%減、フォードは7.5%減と両社ともに減少、利幅の薄いレンタカー会社向けのフリート販売を削減したことが影響とみられます。ゼネラル・モーターズは3.4%安、フォード・モーターは2.4%安。ダウ平均の構成銘柄で上昇が目立ったのは、インテル、シェブロン、JPモルガンなど、下げたのはボーイング、キャタピラー、マクドナルドなどでした。ロイターの沼田靖子がニューヨークからレポート。

最終更新:8/2(水) 6:15
ロイター