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50歳からの自己投資。次のステップに向けての資金も必要です

8/2(水) 11:43配信

ファイナンシャルフィールド

50歳代になると、ようやく子どもの教育費もかからなくなり、今後は老後資金の貯め時となります。しかし平均寿命も延びていますし、65歳からの人生はどうするの? という不安があります。収入だけでなく「生きがい」にも繋がる資格を目指して、勉強を始める人が増えています。

生きがいになる仕事のための自己投資

60歳前後になると同窓会の開催が増えます。がむしゃらに働いた時期が過ぎ、子どもも独立して時間的に余裕が出来るのが理由です。近況を尋ねると、勉強しているという話を耳にすることが多いようです。

以前流行ったシニア向けの講座ではなく、若者と一緒に資格講座で学んでいる人が主流です。定年後、資格を活かした仕事に就くことを目指しているのです。今までの仕事の経験を活かしてコンサルタントになるための講座。介護の実体験をした人がそれを活かすための資格講座。趣味だったアロマの知識を仕事にするための資格講座。自分のお店を開くために服飾専門学校に通うなど、多種多様です。

共通しているのは、「自分のやりたいことを仕事にするために」という点です。

スキルアップには時間とお金が必要

Kさん(50歳 女性)も、自身のステップアップを考えています。彼女は嘱託で仕事をしていますが、10年後を考えると転職の準備が必要だと感じています。これから好きなことを仕事にするためには資格が必要なのではないか? と思う一方、お料理が好きなので食に関する勉強を始めると仮定すると、現在の嘱託勤務をパート勤務に変えて勉強時間を確保する必要があるので躊躇してしまうそうです。

今の仕事が好きな仕事で、ずっと続けられる。もしくは今の仕事が将来したい仕事に活かせるのなら悩みはありません。ですが、スキルアップによって生きがいとなる仕事への就職を目指したいと希望する場合、時間とお金が必要になります。

子どもの教育費がかからなくなって余裕が出来た時や退職金が支給された時、一番に思い浮かぶのは老後資金のことです。ですが、自己投資の資金も予算に組み入れて欲しいと思います。この投資が将来の生きがいになり、毎月3万円の収入になれば、老後の資金の取り崩しは3万円少なくて済みます。好きなことは長続きします。長い将来に向けてのスキルアップを考えてみませんか。

宮崎 真紀子 ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士