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奄美航路 車いすで乗船可能に

8/2(水) 13:00配信

南海日日新聞

 奄美航路の定期船を運航するマルエーフェリー株式会社(本社奄美市)が福祉車両3台を導入した。船と待合所を結ぶボーディングブリッジ(搭乗橋)がない離島の港でも車いすのまま乗下船できる。同社は「世界自然遺産に登録されれば国内外の利用者が増える。船を敬遠していた客層にも、安心して船旅を楽しんでもらいたい」としている。

 同社によると、これまで鹿児島新港以外では乗組員が一般車両を使い、車いす利用者の移動を手伝っていた。ただ、車に乗り降りするときは車いすを一度降りなければならず、負担がかかっていた。

 福祉車両は鹿児島―奄美―沖縄航路の「フェリーあけぼの」と「フェリー波之上」、阪神航路の「琉球エキスプレス」に1台ずつ常備した。購入費は1200万円。鹿児島市の鹿児島新港で1日、デモンストレーションを行った。

 車両後部のスロープを使って乗り降りするなど使い心地を確かめた野下小百合さん(29)=鹿児島市=は「ためらっていた船旅が身近になりそう。いろいろな島に行ってみたい」と喜んでいた。

 フェリーあけぼのは2日、フェリー波之上は4日の鹿児島新港出港便から福祉車両を利用できる。琉球エキスプレスは7月31日に運用が始まっている。

奄美の南海日日新聞

最終更新:8/2(水) 13:00
南海日日新聞