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テーマパーク上位10社の収入、2強の明暗くっきり

8/2(水) 10:28配信

ニュースイッチ

USJは8.2%増、オリエンタルランドは2年連続減少

 帝国データバンクがまとめた「遊園地・テーマパーク経営企業の実態調査(2016年決算)」によると、国内収入高上位2社のうち、トップで東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの収入高が前年度比0・7%減の約3962億6200万円、2位でユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を運営するユー・エス・ジェイが同8・2%増の1500億円(推定値)と、明暗が分かれた。

 オリエンタルランドは16年4月に入園料を値上げしたこともあり、東京ディズニーランドとシーの16年度の合計入場者数は同0・6%減の3000万4000人と2年連続マイナスだった。

 ただ、東京ディズニーシー15周年記念グッズが好調だったこともあり、ゲスト1人当たりの売上高は同2・1%増の1万1594円を記録。今後は約750億円を投じるとされる「美女と野獣」エリアなど、20年までの新施設の予定も発表しており、増加傾向で推移すると予測した。

 USJの16年度の入場者数は同5・0%増の1460万人と、3年連続で過去最高となった。2年目を迎えてもなお人気の高いアトラクション「ザ・ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」や、季節イベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」の開催が好調だった。

 6月には600億円超を投じて「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を20年までに開設すると発表。今後、訪日外国人を取り込んでいく中で一つの目玉になりそうだ。

訪日外国人の取り込みカギに

 帝国データは、収入高上位の企業は20年を見据え、訪日外国人を取り込む施策を打ち出していると指摘。こうした中で、中小規模の企業は地域性を発揮し、訪日外国人を取り込むためにも宿泊施設や旅行会社などとの提携が求められるとしている。

最終更新:8/2(水) 10:38
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