ここから本文です

高炉大手、そろって収益回復。JFEの通期経常益見通し、2.4倍の2000億円

8/2(水) 6:04配信

鉄鋼新聞

 JFEホールディングスは1日、4~6月期連結決算と通期見通しを発表し、すでに発表している新日鉄住金と神戸製鋼所を合わせた高炉大手3社の決算が出そろった。通期経常利益予想を見ると、新日鉄住金は3期ぶり増益となる3千億円と前期比7割増益に。JFEは前期比2・4倍の2千億円に利益が拡大する。神戸製鋼は前回見通しから上方修正して550億円と、そろって収益回復傾向が鮮明になる。

 ただ、特に4~6月や上期の経常利益は在庫評価益など一過性要因に「かさ上げ」されている面も大きい。「上期の一過性要因を除いた実力経常益は前年度下期よりも悪化する」(新日鉄住金の榮敏治副社長)ところもある。各社ともコスト削減などは着実に行い増益要素になるが、下期には鋼材価格動向含めて不透明感があり、増益トレンドとは言っても楽観視できる状況にはなっていない。

最終更新:8/2(水) 6:04
鉄鋼新聞