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“生涯4度目の上京“甲賀流たこ焼き代表が関西愛を熱弁!「東京でも成功する自信はあるが‥」

8/2(水) 18:57配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 「明治以降、東京が政治・経済の中心地になってきたので、大阪ベースの企業も東京を無視することができなくなった。特に戦後は、銀行も商社も、東京にやってくるということが顕著になった」

 関西の企業や経済に詳しい経営コンサルタントの小宮一慶氏がそう語るように、これまで長い間、東京が“日本の中心“だった。しかし、そんな状況に今、異変が起きようとしている。異変の源は大阪だ。

 “東京に興味がない大阪の経営者“の一人、心斎橋にあるたこ焼き屋「甲賀流」の田中由弘代表。

 1974年創業の甲賀流は、関西圏に13店舗を展開、あのミシュランガイドにも掲載された人気店だ。客からは「中がとろっとして、外はカリカリで他とは違うなと思う」「普段、東京に住んでいるのでなかなかこういうたこ焼きがないので、久しぶりに食べた」と絶賛の声があがる。

 田中氏は、「東京でも成功する自信はあるが、大阪で自分らの食べていける分を稼げるというのがまず第一。東京まで行って、大きく稼ぐっていう感覚はあまりない」と話す。

 そんな田中氏が手本にしているのが、やはり関西圏だけで営業、大阪土産の豚まんで有名な「551蓬莱」だ。

 「東京含めて色んなところの百貨店に行かせて頂くが、551蓬莱がものすごく売れる。それ見て、かっこええなぁ思って。うちのたこ焼き食べたかったら、大阪来た時食べられるよ、みたいに言えたらかっこええなぁ思って」(田中氏)。

 大阪の高級住宅地、帝塚山に店を構える洋菓子店「ポアール」。スイーツ好きの関西人なら、知らない人はいないと言われるほどの有名店だ。1969年に創業し、大阪市内に7店舗を展開しているが、東京への進出は考えていないという。グランシェフの辻井良樹氏は「東京から注文頂いたり、新幹線代も宿泊代も出すから来てくれという形で何度か伺っている。それは大阪でやっていることの値打ちというのがあるような気がする。ちゃんと管理ができて、しっかりブランドが維持できるのであれば、むしろ東京ではなくて海外の方がありだ」と話す。

 一度は東京に進出するも、撤退を決断した店もある。

 創業400年を誇る、道頓堀の「いちびり庵」だ。元々は紙問屋だったが、明治時代に文房具店となり、1994年からは土産店として営業している。いちびり庵が東京で出店したのが、お台場にある「たこ焼きミュージアム」内のショップだった。しかし、大阪土産をそのまま東京に持っていっただけだったため、売上はどんどん下がっていったという。結局、開店から1年半後の2012年5月に撤退。現在お台場にあるいちびり庵は、東京土産なども置く店に変わっている。

 台場一丁目商店街自治会長の久保浩氏は「東京土産を置かないで大阪土産だけで勝負している時は、なかなか土産品が売れなかった。僕ら東京だから当たり前だが、東京土産を置くようになって、それが売れるようになった。大阪のプライドみたいなものを捨てた。逆に言うと、東京の人はプライドを捨てるのが上手だ」と話す。

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最終更新:8/2(水) 18:57
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