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サファテ悲弾2年ぶりサヨナラ 楽天負けたのにホークス奪首失敗

8/2(水) 6:02配信

西日本スポーツ

■延長12回力尽く

 今季最長の5時間11分の激闘の末、工藤ホークスが今季2度目のサヨナラ負けを喫した。9回に上林のこの日2本目の適時打と福田の2点打で同点とする粘りを見せたが、延長12回に登板したサファテがロメロに2015年9月22日以来となるサヨナラ被弾。マイナス0・5ゲーム差で先を行く首位楽天が西武に敗れ、勝てば7月8日以来の首位だったが、絶好のチャンスを生かせなかった。

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■今季最長の5時間11分

 驚異の粘りと執念で、延長12回までこぎつけた工藤ホークスが、最後の最後で力尽きた。時計の針は既に午後11時を回っていた。サファテが簡単に1死を奪った直後に落とし穴が待っていた。4番ロメロへの初球。甘いナックルカーブを強振された。高々と舞い上がった打球は、無情にも左中間席に着弾。痛すぎるサヨナラ負けだった。

 「サファテが打たれてうちが負けるのは仕方ない。彼にすべてを託している。100パーセントの信頼を置いている」。工藤監督は絶対的守護神を責めることなく、努めて前を向いたが表情には疲れと悔しさを隠せなかった。今季最長となる5時間11分の死闘。「勝ちに等しいドロー」を手にする寸前だった。

 序盤から苦しい試合展開だった。右手中指のまめをつぶした影響などで、中20日の登板だった先発石川が自己最悪の4点を失い、先発7戦目で最短の4回1/3でKO。その後も飯田が押し出し四球を出すなど、投手陣は今季ワーストの計13四死球と乱れまくった。

■ワーストの13四死球

 さらに暴投、捕逸の「バッテリーエラー」が計6個と明らかに集中力も欠いた。夏場の9連戦中での移動ゲーム。疲労からか打線も8回までわずか1点に封じられていたが、9回に上林の適時打と福田の2点打で一挙3点を奪って同点。何とか延長戦に持ち込むと、指揮官は延長10回途中から3連投で今季49試合目の登板だった岩崎を投入。回またぎで投げさせ、引き分け以上をもぎ取りにいった。

 2015年9月22日の日本ハム戦でレアードに浴びて以来のサヨナラ弾を食らったサファテは「先発が早く降板すると、われわれにツケが回る。先発には何かを感じてほしい」と珍しく口にした。救援陣の登板過多を招いている先発陣に対しての厳しい言葉だった。

 首位楽天が西武に大敗していただけに勝てば7月8日以来の首位浮上、引き分けでも35年ぶりとなる首位と「マイナス1ゲーム差」という状況となっていたが、最後は最悪の形で、疲れと不穏な空気だけが残る敗戦となった。

西日本スポーツ

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