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日本刀職人の動画再生1千万回超え 岡山・瀬戸内市が制作、海外で注目

8/2(水) 22:55配信

山陽新聞デジタル

 岡山県瀬戸内市が作った日本刀の制作工程を紹介する動画が、海外で注目を集めている。在米日本大使館広報文化センターが7月24日に英語版をフェイスブックに公開して以降、再生回数は1千万回を突破。市担当課は人気ぶりに驚きつつも「訪日のきっかけになれば」と期待している。

 動画は刀鍛冶に加え、研(とぎ)師、鞘(さや)師、彫金師、柄巻師など日本刀に関わる7人の職人に焦点を当てて作成。約10分間で、玉鋼から刀身を打ち出し、外装が仕上がるまでの工程を紹介している。視聴者のコメント欄には「どこで購入できるか」「職人技にとても感動した」といった言葉が並んでいる。

 備前長船刀剣博物館(同市長船町長船)の外国人入館者がここ数年で急増する中、市がインバウンド(海外からの誘客)促進を狙いに作成を企画。テレビせとうちクリエイト(岡山市北区柳町)に制作を依頼し、3月に英語とフランス語の2バージョンが完成した。

 瀬戸内市は5月に動画をホームページで公開し、在米日本大使館にはデータを送付していた。同市観光課は「海外での日本刀人気を再確認した。インバウンドに生かせるよう、引き続き“日本刀の聖地”としてPRに力を入れていく」としている。