ここから本文です

ラリー・フィンランドでWRC初優勝。トヨタのラッピ、最終ステージのミスで勝利を失ったと”危惧”していた

8/2(水) 14:39配信

motorsport.com 日本版

 ラリー・フィンランドを制したのは、TOYOTA GAZOO Racingのエサペッカ・ラッピだった。しかしラッピは、最終のパワーステージで犯したミスにより、勝利を逃したかもしれないと一瞬考えたという。

【リザルト】WRC第9戦ラリー・フィンランド最終結果

 ラッピは、ラリー・フィンランドの最終パワーステージに37.8秒のリードを持って臨んだ。ラッピはこのパワーステージを”無難に”クリアしようとしたが、保守的なアプローチによりミスを犯してしまった。

 WRCデビューから4戦目にして早くも初優勝を遂げたラッピは、「プッシュしないでこういうクルマをドライブするのは簡単じゃない」と語った。

「これはR5のようなマシンじゃない。ゆっくりドライブすると、エアロもセンターデフも効果的に機能しないんだ。僕はあるコーナーに少し早めにターンインした。その時は少しタイトすぎて、リヤタイヤを道から落としてしまった。そして、リムを壊してしまった」

「その時は、自分に対して最悪な気分だったよ。クルマの何かが壊れたと、本気で思ったんだ」

「だけど、僕はメキシコでのクリス・ミークのようにしたんだ。彼もその時、勝利の前に幾つかのドラマがあった」

 ラリー・メキシコを制したミークは、最終パワーステージでコースオフし、観客用の駐車場に迷い込んでしまった。これにより、それまで築いていたリードを20秒以上失ってフィニッシュしたものの、それ以前の”貯金”により勝利を手にした。。ラッピは、その時と同様の”劇的”なミスだったと感じていたというのだ。

「こういう気持ちは、実際に勝つまで感じたことがなかった。信じられないよ。この感情は、本当に信じられない。でも、何が起きたのか、そして僕が何を達成したのか、まだ理解できていないんだ」

 ラッピと同じフィンランド人であり、TOYOTA GAZOO Racingのチーム代表を務めるトミ・マキネンは、その気持ちは理解できると語った。

「私も1994年にここで初めて勝った時、とても信じられなかった。その瞬間を毎日思い出すよ」

1/2ページ