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岸博幸氏 内閣改造は「サプライズに欠ける」注目は“選対委員長”

8/2(水) 19:30配信

TOKYO FM+

中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。
8月2日(水)の放送では、安倍内閣の改造人事について慶應義塾大学大学院教授の岸博幸さんに伺いました。
(※8月2日(水)8:00頃に放送された内容です)

3日に行われる予定の内閣改造を前に、安倍内閣では稲田前防衛大臣が辞任しました。
岸さんは「首相の判断の甘さが目立ったと思います。(稲田前防衛大臣は)こんな中途半端なタイミングではなく、もうちょっと前に辞任できたはずです。それを結果的に(首相が)守ろうとしてしまった」と安倍首相の判断ミスを指摘します。

3日の正式決定に先駆け、すでに何人かの人事について、“有力”とされる人物が報じられていますが、岸さんの注目点は別にあるそうです。
「経験者に来てもらう方針で、サプライズや新鮮味に欠けます。個人的に注目しているのは、閣僚よりも自民党の選挙対策委員長です」とのこと。

今後の内閣の方針について、「内閣改造が終わると政策がメインになるんですが、秋以降の方針は2つに別れると思います。首相は『2020年までに憲法改正』と5月に宣言しているので、憲法改正を追求するか、あるいは憲法改正を少し棚上げにして、経済の再生を進めるか。前者を選ぶ場合、おそらく選挙は来年の後半になると思います。経済をメインにする場合、衆議院選挙は今年やったほうがいい。民進党の体制が整わないし、来年には都民ファーストが国政に来る可能性がありますから」と話す岸さん。

岸さんによると、選挙対策委員長の人事によって、今後の安倍内閣の政策方針が見えるそうです。
「誰が自民党の選挙対策委員長になるかは重要です。小泉進次郎さんのような人気と知名度のある方がなった場合は、選挙が近いと思っていいはず。逆に普通の方が置かれた場合、選挙は当分ないので、予定通り憲法改正を目指す厳しい戦いになるでしょう」と見通しを示しました。

(TOKYO FM「クロノス」2017年8月2日放送より)

最終更新:8/2(水) 19:30
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