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ウイリアムズ、インシーズンテストで空力&メカニカルを大幅変更。後半に向けた飛躍を狙う/ハンガリーインシーズンテスト

8/2(水) 15:13配信

motorsport.com 日本版

 ウイリアムズのテクニカルディレクターであるパディ・ロウは、ハンガリーGP後に同地で行われているインシーズンテストにて、マシンに大きな変更を施して試走することを明らかにした。

【写真】マッサの代役としてハンガリーGPに出場したポール・ディ・レスタ。残念ながらトラブルでリタイアとなっている

 ウイリアムズは現在コンストラクターズランキングで5位につけている。しかし、トロロッソ、ハース、ルノーよりも上の順位を確実なものにするためには、さらにポイントを獲得する必要がある。

 テクニカルディレクターのロウは、今年の初めにウイリアムズに復帰して以来、マシンの改善箇所を探している。とある情報筋によれば、今週のインシーズンテストで新しいパーツを評価することがカギになるという。

 ロウは、Bスペックのマシンには重要な変更を施せていないと説明しており、それらはエアロダイナミクスとメカニカルの両面におけるものだと考えられている。また彼は、チームが何を必要としているのかを解明するためにも、変化をもたらすことが重要だと考えている。

「いくつか重要なものを試している」とロウは話した。

「R&D(研究開発)においてはいくらか興味深いことをしている。そのうちのいくつかは今年のマシンに関係があるが、来年に向けて我々が理解したり学んだりしなければいけないものもある。今は重要な作業が進められている」

「これは、それを投入するためのベストな方法を見出す一連の手法である。それが、我々がいつもテストを実施するやり方なんだ。レースをするという面で我々に残された部分は、それに続くものをじっくりと考慮することだ」

 先週末のハンガリーGPでは、ウイリアムズはポイントを獲得することができなかった。そのままハンガロリンクではインシーズンテストが行われており、ここでウイリアムズの作業は進められている。

 ウイリアムズのフェリペ・マッサは、体調不良によりグランプリを欠場し、このテストも欠席している。それによってチームの作業に遅れも出ているが、タイトで曲がりくねったハンガロリンクで、ウイリアムズに競争力がなかったのは明らかなことである。

 ロウは、現在の厳しい状況が、状況を変えるために拍車をかけることを願っていると話した。

「スタッフには、(ハンガリーGPは)速いマシンを作ろうという、我々のやる気を起こすのには良い週末だったと話してきた」

「一言で言えば、これがベストなやり方なのだ。これまでもたくさんの仕事をしてきたが、もっと良くしていかなければならない。我々にはそれが可能だと思っている」

「とても明確なパターンだった。ダウンフォースが最大限必要になるサーキットでは、本来のパフォーマンスを発揮できなかった。モナコやハンガリーがそうだったし、今後はシンガポールがそういうトラックだ。しかし私はそこにたどり着く前に諦めるような人ではない。その多くは基本的なデザインに関するものだが、デザインについては来年まで待たなければいけないだろう」

 また彼は、チームはまだコンストラクターズランキングで4位のフォースインディアとの差は大きく開いているが、彼らを追いかけることを諦めてないと語った。

「我々は決して諦めない。今年はいくつかのレースで競争力を示すことができる。うまくけば、いくつかのものを持ち込めると思う。パフォーマンスをより良くして、ポイントを獲得していくことを目指している。シーズンの前半はあまり素晴らしいことはできなかった」

「前半の報告としては、『もっと良くできただろう』というところだ。それも、『はるかに良く』だ。その気持ちを持って、シーズン後半に戻ってくる」

 ハンガリーで行われているテストでは、初日はマッサの代役としてチームメイトのランス・ストロールが担当した。2日目は、ロシアン・タイムからF2に参戦しているルカ・ギオットが担当する。

Adam Cooper