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【2017/8/2 マーケット動向】日経平均株価(1-6月期)値幅は過去最低 今後どうなる?

8/2(水) 17:33配信

ホウドウキョク

マネックス証券チーフアナリストの大槻奈那氏が最新の市場動向を分析

大槻奈那氏:
今日の日経平均は少し上がり20,000円台を回復して20,080円です。昨日のNYのダウ市場が堅調で最高値を更新し、日経平均はそれを受けた流れです。ただ昨日から8月に入りましたが、7月が値動きが小さくて、今日2日も上がったとは申し上げたものの0.47%の上げなんです。それでも下がってしまうよりはマシで、為替はドル円のレートが円高に振れ、ちょっと前ならその影響を受けやすかったのですが、今日2日は1ドル=110円79銭~80銭くらいで円高が定着したようです。

【解説動画付き】どこまでこの静かなマーケットが続くのか?

どちらかというと円高というよりドル安で、トランプ氏の政権への不安と不透明感でドルが売られ、さらにアメリカでは車が売れていないんです。アメリカでは車は個人消費の大きな部分を占めているので、元気のなさで金利が低下して、ドル安なので円高になっています。

その割に株の動きがなくて、今日は「嵐の前の静けさ?」と、どこまでこの静かなマーケットが続くか分析しました。

大槻:
1月ー6月の日経平均株価の値幅なんですが値幅は過去最低を記録して、7月も今年1月ー6月の流れを引き継いだ流れでほとんど動いていません。下に行けばいくほど値幅が小さかったことを示していますが、7月は日経平均株価が1%以上動いた日は過去最低レベルで非常に静かなんです。

少し前までは、ホウドウキョクで日経平均は為替と連動しており、為替がどうなるかという話と合わせて日経平均の話をしてきたんですが、赤線が日経平均でこれは高値安定なんです。少し前までのように青線のドル円レートに連動して動くということではなく安定はしてますけど、一方でNYのダウへ平均株価は上っているようなんですが、日経平均が上がってこないということが続いています。

8月はどうかというと、イベントが8月の休みで少ないんです。今週いっぱいでおしまいという感じです。

8月第2週になるとアメリカ、ヨーロッパは夏休みが長いので、金融政策などの動きもないので政治ニュースなどに振られやすくなると思います。過去振り返ってみると10年前、2007年8月にパリバショック、サブプライムショックの走りで金融機関のパリバの資産が痛んだり、アジア通貨基金は1997年8月に深刻化したり8月は大きなショックが起こりやすいんです。

そのあと9月を見据えた動きはどうなのか。9月になるとアメリカでは財政問題が議会などでも動き始めますのでそのあたりの懸念を前倒しのポジション調整で、株を売るという動きとか、それがどの時期から出てくるのか。今は非常に静かで高値安定で止まっている日経平均ですが、少し警戒をしながら見てもいいのかなと思います。ちょっとしたニュースがあると、マーケットが薄い中で株を売ったりすると値動きが激しくなるので、そのあたりが心配です。

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最終更新:8/2(水) 17:33
ホウドウキョク