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<元郵便局員8000万円横領>被告、追起訴分も認める

8/2(水) 10:10配信

千葉日報オンライン

 本納郵便局(茂原市本納)の局員が、預かった顧客の口座から現金計約8230万円を横領したとされる事件で、業務上横領の罪に問われた同郵便局の元渉外営業主任で派遣社員、鈴木昭彦被告(40)=千葉市中央区弁天2=の第3回公判が1日、千葉地裁(前沢利明裁判官)で開かれ、鈴木被告は追起訴された3件計約5627万円分の着服についても「間違いありません」と認めた。検察側の追起訴は終了。

 3件の追起訴状などによると、2015年3月25日~同年10月27日、12回にわたり、同郵便局で、顧客9人の依頼を受け、口座から現金約5689万円の払い戻しを受けて預かり保管中、自己の用途に使う目的で約5627万円を着服し横領したなどとしている。

 検察側の冒頭陳述などによると、鈴木被告は、将来への不安から貯蓄を増やそうと、11年ごろからFX(外国為替証拠金取引)への投資を始めたが失敗し、その損失の穴埋めのため、14年11月ごろから顧客の口座からの着服を始めた。FXの損失は5千万円を超えていた。15年10月に被害女性が犯行に気付き発覚するまで、同様の横領を繰り返したという。

 本納郵便局は昨年9月、14年11月13日~15年10月1日、18回にわたり現金約6800万円を横領したとして茂原署に告訴状を提出、県警は約8230万円分を立件した。鈴木被告は16年2月3日に懲戒解雇されている。