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【MLB】ダルビッシュ放出、レンジャーズの決断に落胆の声 米紙はGMの手腕を疑問視

8/2(水) 19:49配信

Full-Count

ダルビッシュ放出に「信じられない」の声

 今夏のトレードでダルビッシュ有投手をドジャースに放出したレンジャーズの決断に、批判の声が上がっている。

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 今季、苦しい戦いが続くレンジャーズはトレード期限となった7月31日(日本時間8月1日)にエース右腕をドジャースへと放出。代わりに外野手と二塁手のウィリー・カルフーン、右腕AJ・アレクシー、内野手のブレンドン・デービスの3選手を獲得した。

 だが、このトレードを報告した球団公式ツイッターは炎上する事態に。批判の矛先は強化責任者のジョン・ダニエルズGMに向けられており、ツイッター上では「本当に信じられない」、「JD(ジョン・ダニエルズ)をクビにしろ」、「新しいGMをみんなで探せることを祈ろう」、「フロントオフィスは何をやっているんだ。自分を入閣させろ! 本当に落胆した。頼むからやめてくれ」などの声が上がった。

 地元メデイアはさらに厳しかった。「ユウを放出したことは勇気のなかったレンジャーズGMの失敗補強」と厳しい論調で特集したのは地元紙「スター・テレグラム」電子版。ダニエルズGMの近年の補強方針について「恐れ知らず」とその積極性を評価していたというが、今回のトレードを痛烈に批判しており、「彼と彼のボスは敗者のチームを作り上げてしまったことを認めることはできなかった。ユウのトレードに関して、JDは踏み込めなかった」とレポートした。

「この球団には10人近いプロスペクトが必要だった」

 記事では、今夏レンジャーズがジョナサン・ルクロイ捕手、ジェレミー・ジェフレス投手、ダルビッシュの3選手を放出し、代わりに5人のプロスペクトを獲得したことに触れ、「この球団には10人近いプロスペクトが必要だった」と主力放出の対価としては物足りなかったと指摘。また、ダルビッシュに関してはトレードを期限ギリギリまで引っ張ったために、ドジャースに足元を見られる格好となったとし、「ドジャースの保有するハイレベルの若手有望株という真の見返りを失った」としている。

 また、シーズン途中というトレードの時期についても苦言を呈し、「彼のトレード価値が最も高かった(今季開幕前の)オフに放出すべきだった」と指摘している。

 エース右腕を放出したレンジャーズは1日(同2日)マリナーズ戦にも競り負けて4連敗。50勝56敗と借金6となった。ア・リーグ西地区では首位アストロズに19ゲーム差の4位、ワイルドカード争いでもプレーオフ出場権が得られる2位まで5.5ゲーミズ差と開いてしまった。ダニエルズGMは就任後にワールドシリーズ2度出場などの実績も残したが、今回の一件でダルビッシュ“ロス”に苦しむファンから、しばらくは厳しく糾弾されることになりそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:8/2(水) 20:05
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