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世界遺産の古典、効率的に電子化 PFUなど実証実験

2017/8/2(水) 1:37配信

北國新聞社

 PFU(かほく市)、国文学研究資料館(東京)は1日、可搬型のブックスキャナー試作機を使った古典の電子化実証実験の結果を発表した。世界文化遺産の鬪●(とうけい)神社(和歌山県田辺市)で所蔵品の今昔物語集(写本)を効率的に電子保存できたとしている。

 実験は7月に行われ、民俗学者の南方熊楠(みなかたくまぐす)が研究に利用した今昔物語集の写本5冊、211ページの電子化に取り組んだ。バッテリーを内蔵した可搬型スキャナーを使うことで、取り扱いが難しい古典を神社外部に移動させずに、簡単な操作で電子化を行った。

 現場で電子化作業を行う場合でも、通常は専用機材を設営したりして半日から1日程度かかるが、このスキャナーを使うと約2時間で終わった。古典の破損もなかったという。

 ●は奚の右にフルトリ

北國新聞社

最終更新:2017/8/2(水) 1:37
北國新聞社