ここから本文です

異業種で企業年金設立 5400人、資産36億円

8/2(水) 1:37配信

北國新聞社

 北陸三県電気工事業、石川県建設業の2厚生年金基金は1日、合同で確定給付企業年金基金を設立した。自動車整備などの業種からも複数の事業所が参加しており、加入員は計5400人、資産は36億円となる。異業種が合流することで一定の規模を確保し、事務費負担を抑えながら安定的な基金運営を目指す。

 「ほくりく地域産業企業年金基金」の名称で、1日付で厚生労働相から設立認可を受けた。基金事務局によると、業種や地域を問わずに加入できる総合型の企業年金基金は全国で初めてという。

 基金では資産を全加入員に公平に分配し、その後は毎月給与の1・9%、2・2%、2・5%の掛け金を選択して積み立てる仕組み。運用利率は10年物国債に連動させる形で0・5~2・5%の範囲内に設定する。

 新基金の設立準備委員長を務める旧北陸三県電気工事業厚生年金基金理事長の米沢寛氏(米沢電気工事会長)は、加入する企業が増えるほど事務費の負担が減り、運用面でもスケールメリットを享受できるとし「今後も幅広い業種に参加を呼び掛けていきたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:8/2(水) 1:37
北國新聞社