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卓球男子遊学館、全力の2位 全国高校総体

8/2(水) 1:42配信

北國新聞社

 全国高校総体(はばたけ世界へ南東北総体2017)(1日)石川勢は卓球の男子団体決勝で遊学館が愛工大名電(愛知)に奮闘及ばず0―3で敗れ、準優勝となった。このほか、卓球の女子単で遊学館の千葉菜月がベスト8入り、陸上の男子1600メートルリレー予選で金沢が3分14秒09の石川県高校新をマークして準決勝に進んだ。

 前年王者に真っ向勝負を挑んだ遊学館。スコアは0-3だが、気迫あふれるプレーで食い下がり、幾度となく見せ場をつくった。「生徒を信じるだけでした。彼らは本当に頑張ってくれた」と植木大監督。表彰台では悔し涙が消え、選手のさわやかな笑顔が並んだ。

 第1単の川村大貴(2年)は全日本ジュニア2位の宮本春樹と対戦、フルセットまで粘りながら落とし、第2単の三上貴弘(3年)は同1位の木造勇人にストレート負け。

 後がなくなり、ダブルス戦に五十嵐史弥・出雲卓斗の3年コンビが登場。準々決勝、準決勝はいずれも0―2から逆転勝ち。その再現を狙い「自分たちがチームを勝たせる」と気合十分に出陣し、第2セットを取り返したものの及ばなかった。敗れた瞬間、がっくりと両膝に手をついた。

 初の決勝は「楽しむ」がテーマだった。保護者やOBら100人近くの応援団を背に、選手たちは力を尽くした。普段クールな出雲は腕に「恩返し」とペンで書き、感情むき出しで球を追った。出雲の父卓さん(41)は「今まで見たことがない姿だった」と健闘をたたえた。

 出雲は「何度も仲間に助けられてきたので、日本一になって恩返ししたかった。相手は押しても崩れず強かったが、全力を出しました」と振り返った。

北國新聞社

最終更新:8/2(水) 1:42
北國新聞社