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ストックピッカーがクオンツに熱い視線-リサーチ有料化でやり方再考

8/2(水) 6:18配信

Bloomberg

長期の成績低迷に悩むアクティブ運用者らが、クオンツ運用ツールに手を伸ばしつつある。手数料の安いパッシブ運用商品との競争や、無料のリサーチ提供を禁じる欧州連合(EU)の新規制の導入間近で、事業手法を考え直している。

アクティブ運用者にクオンツ調査を提供するリブラ・インベストメント・サービシズ(ロンドン)の創業者、ロブ・マクリーリー氏は、ストックピッカーらは「タイミングや良いアイデアの選択に役立つなら何でも歓迎する姿勢を強めている」と話す。

ボストン・コンサルティング・グループの調査によれば、費用が安く運用成績にも優れるパッシブ商品へのシフトは2016年末まで10年にわたり続いた。銘柄を自ら選択するアクティブ運用者への圧力は増すばかりだ。

来年1月に施行されるEUの金融・資本市場の包括的な規制、第2次金融商品市場指令(MiFID2)は、EU内の運用会社にリサーチの入手と利用の方法について見直すことを強いる。これはクオンツやビッグデータの活用拡大など今までとは違うアプローチに道を開くことになるだろう。

ブラックロックやBNPパリバ、マン・グループ、ドイツ銀行など多数が、リソースと人員を増やすことやリサーチにコンピューターモデルやデータサイエンスを組み込む新たな方法を模索することで、クオンツ業務を拡大させている。

原題:Struggling Stock Pickers Eye Quants as MiFID Sparks Rethink (1)(抜粋)

Julie Edde

最終更新:8/2(水) 6:18
Bloomberg