ここから本文です

アドマイヤロケットなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

8/3(木) 12:20配信

netkeiba.com

 今週に入って、2日、3日と調教開始時刻は湿度も高くなく、過ごしやすい気候。とはいえ、日中は真夏の暑さ。そろそろ夏負けしてくる馬もいるだろうし、ここから秋口まではいかに元気な馬を見つけるかが、馬券の鍵を握ることになりそう。

 ひとつの目安になるのは、東西問わず、坂路馬場で自己ベストを更新してくるパターン。坂路は800mでの追い切りだから、トラック馬場で追い切るよりも距離の負荷が軽い。たとえ速い時計になってもオーバーワークになるケースは少なく、むしろ馬なりで自己ベストを更新するようなら、それだけ動ける状態だということを示す。手持ちの資料から自己ベストを更新したか否かを確認できるようなら、ぜひ馬券検討の参考にしてほしい。

【坂路/4F51.9秒】
 2日。一番時計は4F50.0秒のカジキ(栗東・笹田和秀厩舎)。この馬の自己ベストは4F49.3秒なので、馬場の状態と馬の状態は標準と判断してよさそう。馬場状態に関しては、全体的な時計の出方を見ても、先週までと大きな変化はない。

 4F時計の上位組で自己ベストを更新したのが、4F51.1秒をマークしたダンサクドゥーロ(栗東・松永昌博厩舎)。実は先週の時点でも自己ベストを更新していたが、それをさらに0.6秒上回るベスト時計。普段の調教の様子を見ていると、毛艶や馬体の張りは抜群。現在の絶好調さを時計が示しているといってよいだろう。

 3日。一番時計は4F50.8秒のブルミラコロ(栗東・大久保龍志厩舎)。前日の一番時計と比べると数字が遅くなっているし、全体的な時計の出方としても4F51秒台は少ないが、これは追い切り頭数の違い。馬場の状態としては大きな変化はない。

 先週の馬場差は「-0.2秒」。先週末から今週末にかけて、雨が降った時もあるが、長時間ではなく短時間。馬場に与えた影響はなく、今週の馬場差も先週と同じ『-0.2秒』で、2日、3日とも記録している。

【CW/5F66.5秒】
 2日。調教時間も後半の時間帯に一番時計をマークしたのが、鈴木孝志厩舎のエスカラード。プリメラアスールとの併せ馬だったが、テンから速いラップで飛ばしていき、最後までびっちりと追い比べ。外を回りながら、6F78.3秒は素晴らしいの一言に尽きる。地方交流での1着3着はあっても、JRAでは5着が一杯。陣営によれば「怖がりな面がある」とのことなので、スムーズに競馬ができる状況になれば、一変があっても不思議ない。

 3日。この日、動きが良く見えたのは、友道康夫厩舎の2頭。ラプソディーアとそれを追走したアドマイヤロケット。後者は次週の阿蘇S(8月12日・小倉ダート1700m)を予定しているが、レースでも騎乗予定の川須栄彦騎手が跨っていた。

 追い切りは動くタイプなのだが、レースと一緒で追いかけるよりも追いかけられる方が得意。よって、今朝のように追いかける展開では少々伸びあぐねるところがあるが、そんな感じで僅かに遅れてのゴールに見えた。しかし時計は6F83.3~5F68.1~4F53.0~3F38.2~1F11.6秒。この馬が動いていないのではない、相手が動きすぎたといってよいだろう。

 先週27日の馬場差は「-0.9秒」。27日に比べると全体的な時計の出方としては落ち着いてきた。さほど降水がなかったことで、ウッドチップが乾いているのかも知れない。よって、馬場差は2日、3日とも『-0.5秒』で記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 今週の芝馬場は梅田智之厩舎の追い切りがあっただけ。馬場の状態としては、乾いている感じがするので、馬場差は『±0.0秒』で2日、3日ともに記録している。

 ポリトラック馬場は追い切り頭数は2日と3日を合わせても30頭前後と落ち着いている。馬場差は2日、3日とも『-1.0秒』で馬場差を記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

(取材・写真:井内利彰)

最終更新:8/3(木) 12:27
netkeiba.com

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ