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ANA、純利益7.7倍510億円 ピーチ子会社化で特別利益 17年4-6月期

8/3(木) 9:28配信

Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が8月2日に発表した2017年4-6月期(第1四半期)通期の連結決算は、純利益が前年同期比7.7倍の510億6900万円だった。ピーチ・アビエーション(APJ/MM)を4月に連結子会社化したことにより、特別利益355億6100万円を計上したことによるもの。2018年3月期の通期見通しは、前回予想を据え置いた。

 売上高は11.7%増の4517億1900万円、営業利益は80.0%増の254億3800万円、経常利益は2.3倍の247億7600万円で増収増益。営業益と経常益は、過去最高を更新した。売上高は前年同期を472億円上回ったうち、ピーチの子会社化による上乗せは119億円だった。

 営業費用は9.2%増の4262億円。営業利益率は5.6%(2.1ポイント上昇)となった。航空事業の営業費用のうち、燃油費・燃料税は8.8%増の727億円、人件費は8.0%増の487億円だった。

 国際線は日本発の欧州路線でビジネスクラス需要が好調だったことや、前年同期にテロの影響を受けた同路線の旅行需要が回復したこと、訪日需要の取り込みなどが奏功した。

 2018年3月期通期の連結業績見通しは、前回4月28日発表の予想を据え置いた。売上高は8.2%増の1兆9100億円で、営業利益は3.1%増の1500億円、経常利益は0.3%減の1400億円、純利益は26.5%増の1250億円を見込む。

 為替レートは1ドル110円、燃油はドバイ原油が1バレル55米ドル、シンガポールケロシンが1バレル68米ドルを想定している。

 期末配当は1株60円(17年3月期は同6円)の増配を見込む。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:8/3(木) 9:28
Aviation Wire