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スズキ、4―6月営業益44%増と過去最高 インド好調 日欧も改善

8/3(木) 15:34配信

ロイター

[東京 3日 ロイター] - スズキ<7269.T>が3日発表した2017年4―6月期の連結決算では、営業利益、純利益ともに過去最高となった。インドなどのアジア、日本、欧州で販売が伸び、同地域で増益となった。為替の円安影響も貢献した。18年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。

4―6月期の営業利益は前年同期比43.8%増の851億円。トムソン・ロイターが集計したアナリスト8人の予測平均値740億円を上回った。

地域別の営業利益は、欧州が3倍以上伸び、国内が77.2%増、アジアが38.6%増えた。

4―6月期の売上高は同15.3%増の8693億円と同期として2年ぶりに増収、純利益は同72.4%増の654億円だった。

長尾正彦常務役員は会見で、4―6月期は「計画を上回る順調なスタート」だったと評価。通期予想を維持した背景については、7月以降に「とんでもないリスクを描いているわけではない」とした上で、今後の様子を見たい、と説明した。

<4―6月の四輪世界販売は過去最高>

4―6月期の四輪の世界販売は同9.7%増の74万1000台と同期として過去最高を更新した。欧州が19.8%増、日本が8.1%増だった。主力市場のインドが14.3%増、インドネシアも12.3%伸びた。

インドについては7月から物品・サービス税(GST)が導入されたが、長尾常務は「長年の懸案だった複雑な税体系が一本化された」と歓迎。物流コストの低減につながり、「インドの経済や景気、自動車販売にもプラス効果になる」として期待を寄せた。

二輪の世界販売は同13.1%増の37万8000台だった。インドやインドネシアなどで増えた。前年同期に6億円の赤字だった二輪事業の営業損益は20億円の黒字に転換した。

今期の連結業績予想は従来通りで、営業利益は前期比10%減の2400億円となる見通し。アナリスト21人の予測平均値は2887億円となっている。

今期の四輪の世界販売計画も従来のまま前期比5.2%増の307万1000台を計画する。

*内容を追加しました。

(白木真紀)

最終更新:8/14(月) 23:44
ロイター