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<ASEAN外相会議>北朝鮮も出席 マニラで4日、開幕 

8/3(木) 20:15配信

毎日新聞

 【マニラ福岡静哉】東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の一連の外相会議が4日夜の夕食会を皮切りに、フィリピンの首都マニラで始まる。北朝鮮が7月に2度にわたり大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受け、外相会議共同声明で「重大な懸念」を示す見通し。北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相も出席する予定で、核・ミサイル開発の中止を求める参加国と激しい議論が交わされそうだ。

 一連の会議は4日の夕食会後、5日に外相会議がスタート。3日に就任した河野太郎新外相も6日の日本ASEAN外相会議などに出席し、外相として初の外交舞台に臨む見通し。

 李外相が出席するのは、日本、米国、中国、ロシアを含む27カ国・機関が一堂に会して7日に開かれるASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議。これに先立ちティラーソン米国務長官は6日、中国の王毅外相との会談で北朝鮮に対する影響力を行使するよう迫るほか、日米韓外相会談で対北朝鮮制裁強化を再確認するとみられる。

 中国が権益拡大を続ける南シナ海の問題では、中国とASEANは6日に外相会議を開き、紛争解消に向けた「行動規範(COC)」の枠組み草案の合意を目指す。仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)は昨年7月、中国が主張する権益を全面否定したが、中国は受け入れを拒否している。日米などはARFで改めて判決順守を促す一方、中国はCOC枠組みづくりを通じた「対話による解決」を訴え、批判に対抗する構えだ。

 最終日の8日には議長声明採択のほか、ASEAN発足50周年を記念する祝賀行事が予定されている。

最終更新:8/3(木) 20:15
毎日新聞