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野田氏「過去は振り返らない」 かつて郵政民営化に反対

8/3(木) 21:05配信

朝日新聞デジタル

 かつて郵政民営化法案に反対した野田聖子総務相は3日夜、官邸で記者団に「過去については決着がついたこと。振り返らない」と語った。「国営時代は民業圧迫にならないよう(貯金の)限度額などさまざまな制限があったが、民営化する以上は撤廃していいのではないか」とも述べた。

 総務相は日本郵政グループの新規業務を認めるかどうかの判断に関わる。傘下のゆうちょ銀行は現在、企業向け融資など多くの業務を制限されており、日本郵政幹部は「野田氏には親近感がある。業務拡大への理解は得られやすくなるだろう」と期待を寄せる。

 障害のある息子を育てる母でもある野田氏は、女性活躍担当相を兼ねる。3日昼、記者団に「息子に働く姿をしっかり見せるとともに、いたずらに長く仕事をせず、けじめをつけて息子や夫との時間を確保したい」と述べた。午後8時すぎに官邸を後にし、「子供の世話のため」として総務省で予定されていた会見を中止。4日に初登庁する。

朝日新聞社