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<内閣改造>政権浮揚なるか 過去3回は支持率堅調

8/3(木) 21:11配信

毎日新聞

 安倍晋三首相は、2012年末の政権復帰以降、4回目の内閣改造に踏み切った。首相はこれまでも内閣支持率が低下した際には改造で政権浮揚を図ってきた。毎日新聞の世論調査で改造直後に支持率が最も上昇したのは15年10月の改造で、前月より4ポイント増。今回の改造で支持率急落に歯止めはかかるか--。

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 第2次内閣以降、最初の改造は14年9月。直前の7月には集団的自衛権の行使を禁じた憲法解釈の変更に踏み切っていた。首相はこの改造で、女性閣僚を2人から5人へ増やしたほか、党幹事長に谷垣禎一氏を起用するなど世論のイメージアップを狙った。直後の支持率は前月の47%から横ばいで、低下は食い止めた。

 2回目の15年10月は、世論の強い反発を浴びた安全保障関連法成立から間もない時期。この際には1億総活躍担当相を新設するなど経済最優先を改めて打ち出し、国民の批判をかわそうと努めた。支持率は前月の35%から4ポイント回復し、翌16年1月には51%と5割台へ復調。首相は再び「1強」を謳歌(おうか)した。

 3回目となる昨年8月は、前月の参院選で与党が勝利した直後。民進党など野党が候補を一本化した選挙区で現職閣僚が2人落選したが、改造の結果、支持率は44%から47%へ上昇。その後も緩やかな回復が続き、今年1月には55%まで上がっていた。【朝日弘行】

最終更新:8/4(金) 0:58
毎日新聞