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【オリックス】自力CS消滅…宮内オーナー御前試合で山崎福4被弾

8/4(金) 7:03配信

スポーツ報知

◆オリックス3―5ソフトバンク(3日・京セラドーム大阪)

 オリックスは踏んだりけったりの一日となった。試合前には、運転免許停止中の5月22日に乗用車を運転し、人身事故を起こした奥浪鏡内野手(21)との契約解除を発表。ソフトバンク戦は山崎福が5回途中までに自己ワーストの4本塁打を浴びるなど、宮内義彦オーナー(81)の“御前試合”で敗れ、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消えた。

 またひとつ、ともしびが消えた。宮内オーナーが観戦に訪れたが、先発の山崎福がアーチ4発を浴びるなどソフトバンクに連敗。94試合目にして、自力CS進出の可能性が消滅した。宮内オーナーは、敗戦を見届けずに帰路についた。

 山崎福が誤算だった。ここ2試合の先発で好投。先発ローテに定着するための大事なマウンドだったが、4本塁打を浴びた。5回途中でマウンドを降りた左腕は「(ストライクを)取りにいってしまった。変化球の時にフォームが緩んでしまって、メリハリがなかった」とうなだれ、福良監督も「同じ振りでいかないとつかまりますよね。打たれ方にも問題がある」と厳しく指摘した。

 試合前、免停中に人身事故を起こした4年目の奥浪の契約解除が発表された。ただ、選手に向けた説明はなく、チーム内では「奥浪はこれからどうなるのか」と心配の声も挙がるなど、シーズン中の同僚解雇に衝撃が走った。その暗いニュースに、追い打ちをかける敗戦だ。最下位に沈んだ昨季の悔しさを晴らすため、Aクラス入りを最低条件に挑んだ今季。4月こそ楽天と首位争いを演じたものの、3位・西武と14・5ゲーム差の4位と、その目標は大きく遠のいてしまった。

 ロメロを中堅に据える攻撃型オーダーで挑み、相手を上回る11安打を放ちながら、得点は本塁打で挙げた3点のみ。あと一本が出ない今季を象徴するような展開に、指揮官も「チャンスがあっただけに、ここという時にね…」と、ため息をついた。今年は赤い特別ユニホームを着用している「Bs夏の陣」シリーズも、今季は2勝2敗と6年連続で勝ち越せなかった。約400年前に滅んだ豊臣家と同様、オリックスもこのまま終わってしまうのか。(筒井 琴美)

最終更新:8/18(金) 12:23
スポーツ報知

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