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町営女川住宅で入居式 80人が出席、鍵を受け取り笑顔

8/3(木) 15:17配信

石巻かほく メディア猫の目

 女川町のJR女川駅北西部のずい道地区に完成し、町内3番目の規模となる災害公営住宅「町営女川住宅」(86戸)の入居式が7月30日、現地で行われた。

 東日本大震災から6年4カ月を経て、住民たちは生活再建の大きな一歩を踏み出した。

 町営女川住宅は、鉄筋コンクリート3階建てのペット共生型1棟(19戸)と6階建て1棟(67戸)。間取りは2DK~3LDKをそろえた。運動公園住宅(200戸)、町営大原住宅(145戸)に次ぐ規模となる。

 式には、入居者ら約80人が出席。須田善明町長は「復興のさらに先を見据え、皆さんと頑張っていきたい。私たち一人一人の表情で町を明るくにぎやかにしていきたい」とあいさつ。

 須田町長は、住民代表の主婦中村明美さん(42)と次女の女川小5年真維さん(10)にレプリカの鍵を手渡し、一緒にテープカットをした。中村さんは「ずっと待っていたのでとてもうれしい。少しずついろいろな物をそろえていきたい」と話した。真維さんは「これまで仮設住宅は狭かったが、広い所に住めるので幸せ。とても感謝しています」と笑顔を見せた。

 町によると、9日に予定する西区と飯子浜地区の一戸建て計31戸の引き渡しで、災害公営住宅整備事業(859戸)の7割を超えるという。

 全ての災害公営住宅の引き渡しは、2018年3月末までに完了する見込み。