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【いきなり!ステーキ・一瀬社長経営日誌】 激戦地NYに「儲かる」手応え

8/3(木) 13:30配信

ニュースソクラ

留学夢見たNYに自宅

 「いきなり!ステーキ」を経営する一瀬邦夫ペッパーフードサービス社長からニューヨーク(NY) 出張(7月4日~10日)日誌を入手。それを基にミニ・インタビューでカリスマ経営者に疑似同行取材した。経営のヒントを現場からいただこう。成功の秘訣がみえるはずだ。( )内は取材メモ。


7月6日(木曜日)

 今朝は曇り時々雨もぱらつく
 NYに来てまだジョギングもウォーキングもしていないので高架鉄道の跡地の公園を40分以上ラン
(一瀬社長は、20年前、東京マラソンに出場、今も週3~4回ジョギングをしている。74歳とは思えない。自分のチェーン店「いきなり!ステーキ」でいつも肉食べてるから? ちなみに顧客と同じ肉マイレージカード(※)を持つ。100キロ以上食べた人に与えられるダイヤモンドカードホルダーで、109位の実績だ)

(※)肉マイレージ=いきなりステーキ独特のポイント制度。食べた肉の量をカウントしていく。割安のワイルドステーキでも高級なリブステーキでもあくまで食べた肉の量。大勢で行ってごちそうしても自分で食べた分しかポイントにはならない。

 迎えが来て向かった先はヤンキースステーキハウスだ。NYを拠点とする球団ヤンキースが経営するステーキハウスの3フロアーとキッチンを見せてもらった。その昔の銀行の金庫がダイニングになっている。今晩、元ヤンキースの松井秀喜さんがここで食事するそうだ。

 ドライエージングのステーキをごちそうになった。どこにもあるNYの高級ステーキ。私はいきなりステーキの方が好きだ。
(たれも提供の仕方も日本と同じ。立ち食いだけど、日本文化「おもてなし」の輸出だ。一瀬社長は「NYは商売に適している」という。激戦地にみえるが物価が高く、いきなりの格安が際立つからだ。原料のビーフも輸入している日本に比べ安く手に入る。やりようによっては利幅はひろがるという)

 ウォール街近くの物件を案内されたが60坪以上の広さがありお断りした。
(今回のNY出張の主目的は新規出店物件のチェック。15件ほど回って5件ほどにOKを出した。「広すぎてはいけない」は日本での出店基準と同じ。人通りも気になる点。最後は直観で可否を決めていく)


7月7日(金曜日)

 チェルシーの自宅でひとりで朝食。コーヒー、インスタント味噌汁、ケーキ、キムチ、乾燥いも、プリン。東京の自宅とは大違い。女房のありがたみが改めてわかる。
(すごい健啖家だ。朝食抜きのビジネスマンも多いのに)

 ニューヨークの店で朝礼に参加。声がでていて元気で安心した。掃除も行き届いていて士気の高さを感じた。横殴りの雨のなか来店するお客様に感謝。NYの日本人スタッフと2時間打ち合わせ。いくつもの気づきがあった。
(何を気づいたのですか?と問うと、企業秘密と言って笑った)

 午後1時半、全米にネットワークを持つ某社を訪問。これからの展開に必要な店舗作りのノウハウを全て持っている。お付き合いが今後発展する予感を持った。
(ペッパーフードサービスの飛躍は「ペッパーランチ」をフランチャイズ展開してから。1994年の1号店は矢島さんというオーナーとの運命的な出会いがあって成功した。一瀬社長は「矢島さんのアドバイスと情熱をいただけたことが大きかった」と常々語る。今回もそれにあたる「出会い」なのだろうか。成功する経営者が予感や直観を大事にするのは、一瀬社長にもみえる共通点だ。たぶん失敗も成功もしてきた経験値の多さから確かな直観がでてくるのだろう)


7月8日(土曜日)

 自宅屋上にて体操と腕立て伏せを30回やった。1時間半ほど日光浴。

 50年前に憧れて留学を夢見たニューヨークに自宅を持って過ごしているのを実感。今を楽しんでいる。

ニュースソクラ編集部

最終更新:8/3(木) 13:30
ニュースソクラ