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東京・練馬区 住民悲願の独立から70年

8/3(木) 15:12配信

TOKYO MX

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 8月1日は、東京・練馬区が板橋区から独立して70周年という節目にあたります。

 練馬区は人口72万人以上、面積は23区で5番目の広さがあり、そのうち緑の割合は約24%と、23区で最も緑が多い区です。区民は「生まれてから70年近く住んでいる。東京都でも田園のような雰囲気があり好き」「住みやすいし子育てもしやすく練馬から離れられない」と話しています。8月1日に行われた独立70周年を祝う式典には、前川区長をはじめ、名誉区民で漫画家の松本零士さんなどが出席し、今後の区の発展を誓いました。前川区長は「こよなく愛する練馬をついのすみかとしたいと考え続けている。70周年の記念すべき年を新たなスタートとし、更に前に進みたい」と話しました。そして練馬区在住の小池知事もお祝いに駆け付け、豊かな緑を守りたいとし、自身が取り組む伝統野菜の練馬大根作りを続けると宣言しました。

 ここで、練馬区の歴史をひもときます。練馬区は、1947年、当時の板橋区から23区で唯一、独立という形で誕生しました。独立前に書かれた決議文には「われら練馬十万民衆の福祉のため、速やかに練馬区を設置すべし」と書かれ、独立を求める住民の強い思いが感じられます。その練馬が独立をするきっかけとなったのは、不便な板橋区役所の位置でした。当時の練馬は鉄道路線が3つしかなく、交通の便が悪いことから「陸の孤島」とも呼ばれていました。それが1983年に地下鉄有楽町線が開通し、その後、1991年に都営12号線、現在の大江戸線が開通し、交通事情も徐々に改善されていきました。独立から70年、人口は増加を続け、現在70万人を越え23区の中で2番目に人口が多い区に発展しました。

 目覚しい発展を遂げてきた練馬区ですが、このほど70周年を記念してあるものが作られました。70周年の記念に製作されたこの絵本は、有名絵本作家の「のぶみ」さんによって書かれたもので、インターネットで動画も見ることができます。内容は「練馬区にはいいところがたくさんある。でもいちばんのいいところはと聞かれると答えられない」というもので、区民は共感し「公園とかも多いし買い物も便利だしそんなに高くない」「学校がたくさんあって子どもが楽しそうにすごせるようになっているのがすき」と話しています。さらに絵本の中で区民が一番反応したのが「練馬区は板橋区にはなんとなく勝てそうな気がする」と書かれたページです。これについて区民は「元々は板橋だったんだから少しは意識する。板橋よりはマシかなって。全然いいんじゃないか」「板橋より練馬区の方がいいかなと思う」「練馬区の方がおっとりしている」と話しています。

 練馬区の独立70周年を祝うイベントの一つが行われている練馬区立南町小学校から中継をお伝えします。

最終更新:8/3(木) 15:44
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