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また教え子にわいせつ キスや体触った2教員免職 千葉県教委

8/3(木) 9:36配信

千葉日報オンライン

 教え子に対し、体を触ったり、キスをするなどのわいせつ行為をしたとして、千葉県教委は2日、県北東部の公立小学校の男性講師(27)と県北西部の公立中学校の男性教諭(27)を、それぞれ懲戒免職処分とした。相手への配慮などを理由に2人の氏名や勤務校は明らかにしていない。本年度、県教委がわいせつ事案で懲戒免職にした教員はこれで早くも5人。県教委は「危機的状況」との認識を示し、再発防止や原因分析の徹底を図るとしたが、教育への信頼が揺らいでいる。

 県教委によると、小学校講師は6月下旬、勤務校の教材準備室で休み時間に、女子児童1人の上半身や足を数分間触った。女子児童が保護者に「嫌な思いをした」などと伝えて発覚。講師は「かわいい子だと思っていて、2人きりになった際、触れてみたくなった」と説明したという。

 中学校教諭は2月初旬から7月中旬ごろまで、部活動でも指導していた女子生徒1人に対し、放課後の空き教室や校外の車の中でキスをするなどした。女子生徒の携帯電話を見た保護者が、教諭からの親密な内容の連絡に気付き、学校に相談。教諭は「電話やメールでやりとりするうちに、恋愛感情を抱いてしまった」と話したという。

 免職になった2人への監督責任で男性校長(56)と女性校長(54)も、それぞれ減給10分の1(3カ月)の懲戒処分となった。

 本年度のわいせつ事案による免職者数は、ここ5年間で最多だった2015年度(6人)に迫った。

 記者会見した県教委の半田徹也教育次長は「児童生徒と家族、県民に深くおわびする。不祥事が続き、大変申し訳ない」と陳謝。内部の対策委員会で原因分析も進めながら、再発防止に全力で取り組むとした。

 県教委は7月、教え子の胸を触ったとして県立高校の男性教諭(26)を懲戒免職にしたばかり。若手教員の処分が目立つが、採用時の面接や研修で具体的な禁止事例を示した指導は行っていると説明。今回の2人とも発覚すれば懲戒免職になる自覚があったという。