ここから本文です

全日本モトクロス国際B級で初V 川口選手(八戸出身)「来季はA級で」

8/3(木) 11:13配信

デーリー東北新聞社

 全日本モトクロス選手権のアマチュア最高峰とされる「国際B級」に参戦している青森県八戸市出身の川口尚希選手(22)=麗澤大3年=が、岩手県一関市で開かれた同選手権第5戦第2ヒートで初優勝を飾った。第9戦まで行い、順位に応じて獲得するポイントで競う同選手権。年間ランキング上位10人がプロといわれる「国際A級」に昇格できる中、暫定6位となった。川口選手は「必ずプロになり、来季は(A級の)赤ゼッケンを着ける」と力強く夢を語る。

 父・尚人さんの影響で、4歳からモトクロスを続けている川口選手。「スピード感ある中のジャンプなど、連続する緊張感が魅力」という。早い段階でプロを目指し、自転車での登山など日々激しい基礎トレーニングをこなす。これまで右足首骨折など数々のけがを負ったが、「挫折している暇はない」と気丈に話す。

 暫定8位で迎えた第5戦、7月16日は雨。コースは、184センチと高身長の川口選手にとって、転倒しにくく有利とされる「荒れた状態」。スタート直後、転倒に巻き込まれ最下位になったが、「追い抜くしかない」と冷静に判断、強気に前へ前へと躍り出て、見事トップでゴールした。

 世界で勝負するには語学も必要と、高校は八戸聖ウルスラ高英語科、大学でも英語を学び、現実的でストイックな川口選手。今回の優勝と暫定6位という結果に手応えを感じ、「このままいけばプロになれる。順位を落とさず最後までやり切る」と爽やかに誓った。

デーリー東北新聞社