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MLBで本塁巡る仁義なき戦い 曲芸走塁でタッチかわすも睨みあって“黒星”

8/3(木) 7:20配信

Full-Count

インディアンス捕手ゴメスが走者と鬼ごっこ!?

 何としてでも得点したい走者、何としてでも失点を避けたい捕手。両者が己の使命にかける情熱は、時に思いがけない状況を生み出すことがある。1日(日本時間2日)、レッドソックス本拠地で行われたインディアンス戦で、走者と捕手が本塁上で睨み合うという珍しい光景が生まれた。

【動画】ゴメスとホルトの本塁を巡る“仁義なき戦い”の一部始終

 インディアンスが5-0とリードして迎えた2回裏。マウンド上の先発カラスコは1死を奪った後、突然の乱調に襲われ、2四球1本塁打を含む7者連続出塁で1点差まで追い上げられた。なおも1死一、二塁の場面で、打席に立ったヌネスに左翼にそびえるグリーンモンスター直撃の特大二塁打を浴びた。

 1人走者が帰れば同点、2人帰ればレッドソックスが逆転という勝負の分かれ目。二塁走者が同点ホームを踏み、さらに一塁走者だったホルトが三塁ベースを周って本塁を目指す。すると、インディアンス遊撃リンドアを中継し、本塁に構える捕手ゴメスの元へ好返球が届いた。ゴメスはタッチアウトを狙ってグラブをはめた左手を懸命に伸ばしたが、走者ホルトは身体を半回転させながら大きくジャンプ。見事にタッチをかわすと、体勢を整えて本塁ベースを触ろうと正対した。が、この間にゴメスも負けじと体勢を整え、ボールをグラブに持ったまま本塁ベース上に立ち上がり、ホルトと正面から向き合った。

 本塁を守りながらもホルトにタッチしようとするゴメスと、ゴメスを避けながら何とか本塁ベースを触ろうと動き回るホルトは、まるで鬼ごっこでもしているような睨み合いを続けたが、最後はゴメスがホルトをグラブで触り、本塁を巡る“仁義なき戦い”に決着がついた。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では、「ホームで鬼ごっこ」という言葉を添えて動画を紹介。「とっさの判断が野球のカギになる。進行中のプレーをどう調整できるかで、アウトかセーフかの違いを海湖ともある」とし、1点の攻防を巡るホルトとゴメスの“機転”を称えた。

 結局、試合は乱打戦となり、9-10で9回裏を迎えたレッドソックスのバスケスがサヨナラ3ランを放ち、12-10で勝利した。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:8/3(木) 7:20
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