ここから本文です

日本振興銀行関連倒産、エーオーエス(旧:中小企業農業機構)が破産開始

8/3(木) 11:20配信

帝国データバンク

 エーオーエス(株)(旧商号:中小企業農業機構(株)、TDB企業コード:960102535、資本金1000万円、登記面=東京都千代田区九段北1-14-21、代表富沢亮氏)は、7月21日に千葉地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は佐藤瞳弁護士(千葉県千葉市中央区中央4-17-3、佐野総合法律事務所、電話043-225-4611)。

 当社は、2009年(平成21年)1月に中小企業農業機構(株)の商号で設立。日本振興銀行(株)が推進した中小企業振興ネットワークにおいて、農業分野を担当する会社として、ブランド米ほか一般米の卸売販売を行い、2010年11月期には年売上高約6億5000万円を計上していた。

 しかしこの間、2010年9月にグループ中核企業の日本振興銀行(株)が民事再生法の適用を申請。設立当初より同行から多額の借入を行い、その資金の大半を同ネットワーク関係会社への投融資に充てていたために、同行の経営破綻に伴い、当該借入債務が整理回収機構に譲渡されていた。その後は、米卸売業での収益を返済に充てる意向であったが、計画通りに進まず、事業は関係会社に譲渡、持ち株会社に移行していた。

 負債は整理回収機構に対するもののみで約31億7600万円。