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F1復帰目指すクビサ、ハンガリーテストを終え問題なし。「でもパフォーマンスに満足もしていない」

8/3(木) 8:09配信

motorsport.com 日本版

 ラリーでの事故でF1キャリアが中断してから、ロバート・クビサはハンガリーで行われたインシーズンテストで初めて最新のF1マシンに乗り込んだ。彼は最終的に142周を走り4番手となった。

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 クビサをマシンに乗せたルノーは、今回のテスト2日目のプログラムの一部が”ドライバー評価”のためであると認めている。つまり、クビサが来季F1に復帰できるかを判断する上で、水曜日の走行が大きな意味を持つのだ。

 走行を終えたクビサは「ハッピーだったが、100%満足はしていない」と取材に答えた。

「最も大きな違いは、このマシンは僕が最近テストしてきたマシンたちと比べ、同じところも似ているところも全くないということだ」

「ニコ・ヒュルケンベルグが同じようなことを言っていたが、ここ(ハンガロリンク)でドライブができれば、おそらくどこでもドライブができるだろう」

「簡単なことではないと思われるだろうし、僕もそれは隠していない。だけど、テストは素晴らしかった。ドライブできたんだ。身体的にも問題はなかった。良い兆候だ」

「更に改善する必要があるけど、それは常にそういうものだ」

 クビサはどこにも痛みは感じなかったというが、暑く湿度が高い状況で行われたテストで疲れを感じたと語った。

「身体的な点で見れば、マシンの外から見るよりも、マシンに乗っているときのほうが遥かに良かった」と彼は述べた。

「それが最も重要な事だ。どこにも痛みはなかったし、実際すごく良い感触だった」

「もちろん、僕は疲れている。暑い日だったし、8時間も走ったんだ。マシンを降りたのは10分だけだった」

 2017年マシンをドライブして、クビサが気づいた最大の違いのひとつが、”マシンが重くなったこと”だという。

 彼は次のように付け加えた。

「僕が最後にF1マシンを運転していた時、マシンの最低重量は620kgだった。そこから100kg増えているから、大きな違いだ」

「ラリーでは、1300kgのマシンに20kgのスペアホイールを載せたりする。600kgのマシンに100kgを加えることを想像してみてよ」

 F1の複雑なステアリング操作を行う上で、すべてのボタンを操作するのに十分機敏に手が動いたかと問われると「ああ、全く問題はなかった」と彼は答えた。

「僕がステアリングホイールに適応するために、特に何か行われたということはない」

「ギヤシフトレバーにはいくらか改良を施しているが、それは過去にも使用されていたことがあるものだ。最近他のチームでも使用されていたようだし、僕はそれをシミュレーターでも使った。厳密に言えば、自分のために行われた改良じゃない」

「ステアリングホイールにはこれまでの(旧型マシンを使った)2回のテストで適応してきたが、今回は優先順位が高いボタンをより簡単に操作できるようにボタンの位置を再構成しており、優先度の低いボタンを手が届きにくい位置に変更している」

Lawrence Barretto