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ここでしか観られない戦い! 山崎賢人&新田真剣佑が語る『ジョジョの奇妙な冒険』

8/3(木) 7:00配信

ぴあ映画生活

「山崎賢人と、背中で“殺し合い”をしました」。新田真剣佑の言葉に、山崎も我が意を得たりとばかり、深くうなずく。それもこれも『ジョジョの奇妙な冒険』だからこそである。

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』その他の写真

連載30年を超える大人気漫画が原作であり、物語の面白さはもちろん、その独特の耽美的な世界観に魅せられてきたファンも多い。果たして日本映画がこの作品を実写化できるのか? 制作発表会見が行われた当初から現在に至るまで、否定的な声が少ないわけではない。当然、プレッシャーはあった。それでも山崎は「それくらいのプレッシャーがあった方がワクワクします」と頼もしい言葉を口にし、真剣佑も「どんなにプレッシャーがあっても撮影は始まっちゃう。どうしようもないから」と意に介さない。

山崎はこう続ける。「これだけのプレッシャーを感じられるのも、この仕事をしていて、『ジョジョ』に巡り合えたから。『絶対、やってやろう!』って感じで、現場に入るのが楽しみでした」

同世代の共演者たちの存在が、不安やプレッシャーを乗り越える原動力にもなった。真剣佑は、山崎が主演と聞いて、胸を躍らせた。「同世代でこれだけ活躍している俳優なので、会ってみたかったです。絶対に刺激を受けられるだろう。学ぶことがあるだろうという気持ちで挑みました」

山崎もまた、真剣佑の存在に大いに刺激されたようで「真剣佑は完全に(役柄の)億泰でした」と称賛。「これだけ役と向き合っている真剣佑がいて、俺ももっと頑張ろうって思えたし、一緒にやっててすごく面白かった。今後もっと絡んでいきたいです!」と相性の良さをうかがわせる。

では、最も肝心な質問。完成した作品を見ての感想、手応えは? CGによる“スタンド(※登場人物たちが操る、特殊能力を持った守護霊のような存在)の動きなど、撮影時には想像しかできなかった部分が多々あった本作。山崎は「いままで出演した映画の中で、一番試写が楽しみだった」と語るが……。「完成した映画を見て、スゲー! って(笑)。スタンドが出てきたときは、めっちゃテンション上がりました。もはや“ジョジョ”というジャンルだなと思いました」

真剣佑も「自信を持ってお届けできる作品になっていると思います。想像のはるか彼方を行っていました。日本でこんなCGが作れるのか! もはやハリウッド映画のようだなと思いました。総合芸術になってます」と胸を張る。

現在、20代前半で日本の映画界で人気俳優として活躍する上で、若い女性向けの恋愛作品が多くなることは、必然であり、ふたりともそれを否定しない。真剣佑は「少女漫画原作の映画はいましかできない貴重な体験」と前置きした上で、今回の作品が「男として心をくすぐられる。『ジョジョ』でしか見られない戦い、普段は見られない独特のものを見てもらえる」とこれまでの流れとは異なる、自身にとっても重要な経験となったと強調。

山崎は「自分の仕事の流れって、これまで客観的に見れず、気づいたらこの流れの中にいた」と語り、その上で今回の『ジョジョ』が特別な作品になったと語る。「もともと、こういう少年の心を残したバトル漫画は大好きだし、競ったり、戦ったりという、負けず嫌いなところも自分の中にある。男の子の夢ですよね。ワクワクしました。アクションでは)殺されるかもしれないという思いで、死ぬ気で戦っていました」

本作の正式タイトルは『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』である。“第一章”とあるからには、当然、第二章、三章があるものと期待が膨らむが、、山崎も真剣佑もすでにやる気満々! 「(原作で描かれる)仗助と億泰の関係性が好きなので、もっとやりたい!」(山崎)。「今後、仗助、康一(神木隆之介)との絡みがどうなるのか楽しみ。第二章、三章と楽しみにしてほしい!」(真剣佑)。

独特の世界観を持つ原作、旬の俳優陣、映像表現、物語の舞台・杜王町に見立てて撮影が行われたスペインのシッチェスの街並みや衣装などが有機的に絡み合い、築き上げた世界が果たしてどう評価されるのか?

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』
8月4日(金)全国ロードショー

取材・文・写真:黒豆直樹

※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

最終更新:8/3(木) 7:00
ぴあ映画生活