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高級食材の旬到来! 伊勢エビ漁解禁、初水揚げは367キロ いすみ大原漁港

8/3(木) 9:36配信

千葉日報オンライン

 千葉県いすみ市の大原漁港で2日、今月から漁が解禁となった伊勢エビが初水揚げされた。続々と運び込まれる赤紫色の豪華な姿。ビチビチと飛び跳ねて港を活気づけ、ぷりぷり食感で人気の高級食材の旬到来を告げた。

 伊勢エビは6、7月が禁漁だった。8月1日午後1時、荒波の影響で約70隻ある漁船のうち約20隻が出漁。同市沖約15キロにある好漁場の岩礁地帯「器械根」などに刺し網を仕掛け、2日未明に引き揚げた。初水揚げ量は約367キロで、昨年の約435キロを下回った。

 同日朝から漁師が漁港に運び込み、選別台の上に載せると威勢良く跳ねた。重さ約250グラム台が中心で、約800グラムの大物も混じった。漁協職員が大きさごとに分け、再放流対象の13センチ未満の稚エビなどを手際よく除いていった。

 卯栄丸の船長、荘司雄一さん(37)は「解禁日は緊張する。去年よりは多く捕れたが、水温が低い」と今後に期待。夷隅東部漁協の最首惠介参事は「例年並みの水揚げ。色も良く、大きいサイズがそろっている」と品質に太鼓判を押した。

 同市は日本有数の伊勢エビの水揚げ量を誇っており、昨年は約32トンの水揚げがあった。外房産の伊勢エビは高品質で、県の「千葉ブランド水産物」になっている。このうち、潮の流れが速い器械根産はさらに美味とされ、市の「いすみブランド」に認定されている。10月ごろまで水揚げの最盛期だという。

◆サザエも初水揚げ

 サザエも漁が解禁となり、約261キロが初水揚げされた。

 サザエも伊勢エビと同じ期間が禁漁。1日に同市沖に網を仕掛けていた。「千葉ブランド水産物」で、さらに高品質な器械根産は「いすみブランド」になっている。大きく発達した角が特徴で、漁協職員が次々と重さを量った。

◆5日からグルメイベント

 いすみ市内では特産の伊勢エビをPRしようと、5日からグルメイベント「イセエビまつり」を開く。

 10月1日までの毎週日曜日(9月24日除く)と9月16日、大原漁港が会場の「港の朝市」で伊勢エビのつかみ取りや、伊勢エビや朝市産品が景品のガチャガチャが設置される。8月12日午後3時開始予定の夕市でも同じメニューが用意される。8月27日、9月10日には、遊漁船から伊勢エビ漁を見学する体験ツアーも開催する。

 また、飲食店などが伊勢エビのオリジナルメニューを提供し、抽選で「いすみブランド」の農水産物が抽選で当たるスタンプラリーも行われる。

 問い合わせは港の朝市運営委員会(電話)0470(62)1191。