ここから本文です

チョウきれい! 標本2万9千点 倉敷で昆虫展「西日本で最大級」

8/3(木) 22:18配信

山陽新聞デジタル

 世界のチョウの標本約2万9千点を一堂にそろえた「チョウきれい! チョーたのしい! 昆虫展」が、岡山県倉敷市中央の市立自然史博物館で開かれている。「西日本では過去最大規模のチョウ展」(同館)とあり、色、模様、大きさ、羽の形もとりどりに並ぶ展示は圧巻。夏休みの家族連れらでにぎわっている。

 同市の3市(旧倉敷、児島、玉島)合併50周年を記念し、同館収蔵品を一挙に公開。1929年以降に採集された世界のチョウ約1700種類が並ぶ。

 おなじみのアゲハチョウやモンシロチョウから、コバルトブルーに輝くモルフォチョウ、赤や青、オレンジ色の斑点が鮮やかなギフチョウなど希少種までがずらり。中でも貴重な10種を集めた特別陳列コーナーでは、60年代に絶滅したとされる県産のシータテハ、左羽が雄、右羽が雌の特徴を持つ極めて珍しい雌雄型のツバメシジミなどが目を引く。

 入場者は標本保護のため照明を抑えた会場で、館が配布するペンライトで照らして観賞。家族と訪れた津山市立向陽小5年の女子児童(10)は「ペンライトで浮かび上がるチョウが神秘的だった」と話していた。

 9月10日まで(月曜休館)。一般150円、大学生50円、高校生以下と65歳以上無料。問い合わせは同館(086―425―6037)。