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”初めて尽くし”で鈴鹿8耐に挑戦したジャック・ミラー「とても良い経験になった」

8/3(木) 18:30配信

motorsport.com 日本版

 鈴鹿サーキットで行われた2017“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会。鈴鹿8耐は初挑戦となった現役MotoGPライダーのジャック・ミラーが、鈴鹿でのウィークエンドを振り返った。

【写真】中上貴晶が担当したスティントで2度も不運に見舞われた#634 MuSASHi RT HARC PRO.Honda

 鈴鹿8耐は木曜日の特別スポーツ走行から始まっていき、金・土に予選。日曜日に決勝と多忙なスケジュールになる。現役MotoGPライダーということで、レースウィーク中はトークショーや前夜祭など、ファンイベントにも参加。日本語の挨拶もマスターしており、「コンニチハ」「オハヨウゴザイマス」と、なんの違和感もなくファンに挨拶していたのが印象的だった。

 MotoGPとは大きく異なり市販車ベースのバイクを使用する鈴鹿8耐。さらに鈴鹿サーキットも初めてとのことだったが、彼にとってはMotoGPとは違った良い経験になったようだ。

「プロダクションバイクでのレースは初めてだけど、いいフィーリングだったし、何よりこうした強いチーム(#634MuSASHi RT HARC PRO.Honda)で戦えることが光栄だよ」

「こういうタイプのコースは好きだね。全長が長くて、難しい。スローコーナーからハイスピードコーナーまで揃っているし数も多い。またファンも熱狂的で各コーナーで熱心に応援してくれる。特に最終セクションを駆け下ってくると大きなグランドスタンドが見えるから、走行中にそれを毎ラップ見られたのは本当に楽しかったよ」

「とても暑いけどね。すごくいい経験になった。鈴鹿サーキットも素晴らしいトラックだし、何より鈴鹿のファンは熱狂的で素晴らしいね」

「スーパーバイクに乗ることも、鈴鹿サーキットを走ることも、耐久レースを戦うこともみんな初めて。でもとてもエキサイティングな週末になっているよ」

 注目のレースでは序盤から雨が降ったり止んだりと難しいコンディションが多かったが、開始1時間を経過した第2スティントを担当すると、#21YAMAHA FACTORY RACING TEAM(アレックス・ロウズ)と、一進一退のバトルを展開。特に1時間経過直後に入ったセーフティカーが解除されると、ロウズを始めバックマーカーのマシンも次々とオーバーテイクしていき、MotoGPでの彼の真骨頂でもある超アグレッシブな走りを披露していた。

 その後、#634MuSASHi RT HARC PRO.Hondaは転倒やタイヤのパンクなど不運に見舞われ、4番手を走るレースとなってしまうが、ミラーは合計3スティントをライディング。最後はナイトセッションのアンカーも務め、チェッカーを受けた。

吉田知弘