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「出場だけがドラマじゃない」元球児が語る“誰も知らない甲子園”

8/3(木) 20:03配信

TOKYO FM+

第99回 全国高校野球選手権大会が、8月7日から始まります。
今夏、甲子園に出場する高校はもちろん、甲子園を目指した高校球児たち、また選手を応援してきた全ての人に、それぞれのドラマがあることでしょう。
8月2日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」では、朝日新聞のスポーツ部記者・坂名信行さんをゲストに迎え、「誰も知らない甲子園!」と題し、パーソナリティのとーやま校長、あしざわ教頭とともに、リスナーのエピソードを聞いていきました。
その中から、高3の男子リスナーとのやり取りを紹介します。

◇◇◇
とーやま校長「まず、甲子園に対する想いを聞かせてほしい!」

リスナー「ライバルだった友達のことを、自分の事のように応援することが出来て良かったと思っています!」

とーやま校長「坂名先生、すでに素晴らしいですよね」

坂名「鳥肌立ちますね」

とーやま校長「これはどういうこと?」

リスナー「小学生の時に転校してきた子がいて、一緒に野球をやっていたんです。その子がずば抜けて野球が上手くて、僕のレギュラーを奪われちゃったんです」

坂名「ライバル登場!」

リスナー「僕は小4小5とレギュラーになれず、彼に追い付こうと必死に頑張ったんです。小6の時はお互いレギュラーで一緒に試合に出ることが出来たんですけど、突然彼が転校してしまって。そこから会えていない状況が続いているんです」

とーやま校長「連絡とかも取ってないんだ?」

リスナー「取ってないんです。それで僕は中学校でも野球を続けていたんですけど、高校に進学する時に野球を辞めてしまったんです。そしたら転校した彼が、高校でも野球をやっていることを新聞で知ったんです。すごく嬉しかったんですけど」

とーやま校長「彼の名前は記事として載っていたの?」

リスナー「大会の前に新聞にメンバー一覧みたいなのが乗るんですけど、そこに彼の名前があったんです」

とーやま校長「それは、探してたの? たまたま見つけたの?」

リスナー「彼が野球を続けているっていうのは噂で聞いたことがあったんですけど、僕自身高校野球も大好きなので、チェックしていたら彼の名前を見つけたんです」

坂名「我々の仕事が報われる気がして、すごく嬉しいですね」

とーやま校長「記事がないとわからなかったわけですしね。それで、名前を見つけてどうしたの?」

リスナー「自分の高校の野球部も応援はしていたんですけど、そっちよりも彼のことが気になっちゃって(笑)」

坂名「かつての仲間ですもんね!」

とーやま校長「彼は、今も戦っている状態?」

リスナー「僕も高3で彼も高3なんですけど、この間、彼の最後の夏は終わってしまいました」

とーやま校長「そうか……。でも、連絡は取ってないんだもんね」

リスナー「はい」

とーやま校長「彼は、どんな気持ちだったのかな」

坂名「連絡取ってみたらどうかな? それは難しいのかな?」

リスナー「ちょっと分からないですね。でも、彼に会うことが出来たら色々と話したいことはあります」

とーやま校長「そしたら、ここで伝えてみる? もしかしたらラジオを聴いているかもしれないし、友達やチームメイトが聴いている可能性もあるしね」

リスナー「はい!」
『高校に行っても好きな野球を続けて頑張っているっていうのを知って、陰ながら応援させてもらっていたのに、逆に自分も負けていられないなと思って励みになりました。
家庭環境も複雑みたいで大変な思いもしたと思うけど、それを言い訳にせずに最後まで好きな野球を続けて頑張ったっていうのはすごいし、とてもカッコいいなと思ったので、今はとにかくお疲れ様って言いたいです。
小6からずっと会っていなくて、自分は野球を辞めちゃったけど、また会う機会があったら一緒にキャッチボールとかしたいです。当時のメンバーで集まって野球ができたらいいなって思っています!』


朝日新聞では『応援だって、戦いだ。』というテーマのもと、8月4日から全国高校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」のダンス動画を募集します。詳細は、「応援だって、戦いだ。高校野球ダンスコンテスト」の公式ホームページ(http://www.asahi.com/koshien/campaign/2017/dance/)をご確認ください。

最終更新:8/3(木) 20:03
TOKYO FM+