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小学道徳教科書、光村図書を採択 藤沢市教委

8/3(木) 8:11配信

カナロコ by 神奈川新聞

 藤沢市教育委員会は2日の臨時会で、2018年度から小学校で教科化される道徳の教科書に光村図書出版(東京)の「きみがいちばんひかるとき」を採択した。市民会館で開かれた臨時会には傍聴定員の100席を超える187人が詰め掛け、抽選に臨むなど市民の関心の高さをうかがわせた。

 採択は、平岩多恵子教育長を含む教育委員5人による合議制で行われた。学校長や保護者らでつくる審議委員会の答申や、現場の教職員の意見を各学校で取りまとめた調査書などを踏まえ、文部科学省の検定に合格した8社の教科書を審議した。

 委員からは「実際に使う学校の先生の意見を尊重することが大切」(平岩教育長)「多面的、多角的に考えられる教材が好ましい」(飯島広美委員)といった意見が出された。委員らは東京書籍、光村図書出版、学研教育みらいの3社に絞った上で、最終的に「学校生活の実態が考慮され、子どもたちが自分のこととして考え、議論につながる」などの理由から光村図書出版を採択した。

 市教委によると、5、6月に市内全35小学校などで行われた教科書見本展には保護者や市民ら計368人が来場し、245人から意見が寄せられたという。採択された教科書は市内の35校で使われ、約2万3千人の児童が学ぶ。