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PWC:第7戦ミドオハイオ、NSX GT3デビューの地で計3度のトップ10入り

8/3(木) 18:11配信

オートスポーツweb

 アメリカ・オハイオ州で生産されているアキュラNSX GT3にとって故郷でもあり、1年前にプレ・デビュー戦の地として初の競技参加を果たした、PWCピレリ・ワールドチャレンジの第7戦ミド・オハイオが7月28~30日に開催され、ラウンド6、ラウンド7の2戦を通じて2台のアキュラNSX GT3は、計3度のトップ10フィニッシュをマークした。

【写真】2018年から、アキュラNSX GT3はホンダNSX GT3としてグローバルに展開

 43号車ライアン・エバースレーと、93号車ピーター・コックスの両レギュラーがドライブしたリアルタイム・レーシング(RTR)のアキュラNSX GT3は、金曜の予選でそれぞれ12番手、9番手のグリッドを獲得。

 50分で開催された土曜のレース1では、エバースレーが「ミド・オハイオでGT3マシンをパスするのはかなりの技術を要する」と、その難易度の高さを語るなか、トラック上では99号車ジョン・フォガティのポルシェ911GT3をパスするなどして落ち着いたレースを披露。

「(ベストラップでグリッドが決まる)明日に向けて、良いラップを刻むことだけに集中した」と、10位でフィニッシュ。

 一方、コックスは長らく4号車のアウディR8 LMSの背後で我慢を強いられていたが、残り15分で初導入となったフルコースイエロー明けに勝負に出たものの、オーバーテイクの際に両者は接触。

「ミド・オハイオはオーバーテイクで有名……ではないからね。でも、僕はギャップを残していたし、正しい裁定だったとは思えない」と、スチュワードからドライブスルーを課されて18位に終わった。

 迎えた日曜のレース2は、エバースレーが8番手、コックスが9番手グリッドに並んでスタート。強力なダッシュを見せたコックスは、オープニングで3号車キャデラックATS-V.Rクーペをかわし6番手にジャンプアップ。エバースレーも一時7番手まで浮上したが、2周目を終えたところで8号車キャデラックとのバトルに発展し、8番手となった。

 しかし、その後はライバル勢とのこう着バトルが続き、「誰かがミスを犯さない限り、このトラックで前に出るのは難しい」とエバースレーが語る通り、最終的にコックスが6位、エバースレーが8位でそのままフィニッシュラインを通過した。

「僕らは土曜から日曜にかけてもマシンを改善できたし、ちょうど1年となるこのプロジェクト初年度に大きな進歩を果たしたと思うけど、6位のリザルトには満足できない」とコックスが語れば、エバースレーも「HPDが素晴らしいマシンを用意したのに、このリザルトは望んでいた結果ではない。マシンはトップ5の速さがあったことを思うと、正直イライラするね」と、マシンパフォーマンスを示すリザルトではないことを強調。さらなる進化の余地がある、と口を揃えた。

 ホンダNSX GT3として、グローバルでの展開がアナウンスされた直後に2台で3度のトップ10入りをマークしたRTRのアキュラNSX GT3プログラム。

 次戦のPWC第8戦は8月11~13の週末にユタ州のモータースポーツキャンパスで開催される『スプリントX』形式でのイベントが控えており、エバースレーとコックスはふたたびトム・ダイアー、マーク・ウィルキンスのふたりとタッグを組んで、耐久ダブルヘッダーに挑むこととなる。

[オートスポーツweb ]