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モントーヤら、インディの2018年型共通エアロキットを絶賛。「ファンは1日中飽きない」

8/3(木) 19:51配信

オートスポーツweb

 8月1日にミド・オハイオで行われたインディカーの2018年型共通エアロキットのテスト走行。このテストに参加したファン・パブロ・モントーヤとオリオール・セルビアがマシンの印象を語った。

【写真】ミド・オハイオを走行する2018年仕様のインディカー

 2018年からダラーラ製の共通エアロキットが導入されるインディカー。1日に行われたテストではロード/ストリートコースとショートオーバルで使用するロード仕様のエアロキットでテストが行われた。

 現行のエアロキットでは、リヤタイヤの後ろ側にホイールガードが取り付けられているが、2018年の共通エアロキットでは撤廃。フォーミュラカーらしく前後のタイヤがむき出しになっている。

 2度のインディ500ウイナーであるモントーヤは、「正直、これまでのリヤポッドは好きではなかった」と新しいマシンの外観を絶賛する。

「あんなに大きなパーツがついていると、巨大なリヤタイヤが隠れてしまい、インディカーがどれだけ美しいマシンか忘れてしまう。(2018年型エアロキットでは)タイヤがむき出しになっているから、そのルックスのよさを思い出すはずさ」

「ドライバーとしても、リヤタイヤが見えることで違いを感じる。ホイールガードに隠れている状態に慣れてしまったからね」

「誰かの後方を走っている時も、その先の路面や(前走車が)タイヤをスピンさせているかが見えるんだ。これまでよりも周囲の状況が感じ取りやすくなったわけだ」

 このリヤホイールガード撤廃は、マシンのハンドリングを向上させるため、マシン前後の重量バランスを見直すために行われたもの。その効果について、セルビアは好印象を得たようだ。

「ホイールガードがない方が、はるかに感触がいい」とセルビア。

「あのパーツがどれだけマシンバランスに悪影響を与えていたか痛感する。ホイールガードの上にはいくつもの空力パーツが装着されているから、重量バランスがどんどんリヤ寄りになっていたんだ」

「その結果として、マシンの挙動が自然ではなくなっていた。共通エアロキットではマシンが自然な振る舞いをするし、走っていて楽しいんだ」

「そしてダウンフォースをマシン下部から生み出す形になったから、タービュランスが減っている。特にオーバルでは、ライバルたちにもっと接近できるようになるよ」

 テストを担当しているふたりのドライバーから高い評価を得ている2018年型共通エアロキット。最後にセルビアは、エアロキットの印象を次のように締めくくった。

「ルックスがよくなり、(ダウンフォースが減り)マシンは暴れやすくなったし、なにより走っていて楽しい。つまり、ファンが1日中見ていても飽きないマシンになったということさ」

[オートスポーツweb ]