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ひまわり村でプロポーズ 大阪・名古屋のカップル

8/3(木) 1:37配信

北國新聞社

 津幡町湖東の河北潟干拓地「ひまわり村」で1日夜、大阪市の会社員松村尚吾さん(26)が名古屋市のアルバイト従業員渡辺萌子さん(25)にプロポーズし、愛が実った。開放時間終了後に同村を貸し切ってのプロポーズで、管理する土地改良区が、男性の真(しん)摯(し)な思いをくみ取って粋な計らいで応えた。2人の新たな門出を祝うように満開のヒマワリがライトの明かりに輝いた。

 ひまわり村は、約2・3ヘクタールの敷地に35万本のヒマワリが植えられている。河北潟干拓土地改良区によると、同所を貸し切ってのプロポーズは初めてで、ヒマワリが好きな渡辺さんのために松村さんが計画した。

 松村さんは仕事で現在は金沢に住んでおり、7月30日に村を1人で訪れた。一面に広がるヒマワリにほれ込み、同改良区へ開放時間終了後に貸し切りにできないか相談した。松村さんの真剣な申し出に改良区は貸し切りを承諾し、2人きりの舞台が整えられた。

 松村さんは1日、渡辺さんを名古屋から呼び、金沢での夕食後、「連れて行きたい所がある」と、渡辺さんに目隠しをしてひまわり村まで連れてきた。ヒマワリ畑を一望できる展望台で目隠しを外すと、渡辺さんは驚きのあまり言葉が出なかった。松村さんが「ヒマワリのように輝ける人生を一緒に歩みたい。結婚してください」と指輪を差し出すと、泣きながらうなずいたという。

 村長の矢田富郎津幡町長は「ひまわり村始まって以来、初めての出来事で驚いた。太陽に向かってすくすくと伸びるヒマワリのように明るい家庭を築いてほしい」とコメントを寄せた。

 土地改良区は今後も村の使用の相談があれば前向きに検討する。

北國新聞社

最終更新:8/3(木) 1:37
北國新聞社