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「石川方式」拡大へ連携 ツバメキャンプで日韓台児童が発表会

2017/8/3(木) 1:37配信

北國新聞社

 ツバメ調査を行う石川、韓国、台湾の児童が交流する「小学生ツバメ国際キャンプ」は3日目の2日、能登町のコンセールのとで調査発表会が開かれた。児童約40人が各地域で行われた調査の手法や成果などの情報を交換したほか、小学生が地元の住民からツバメの生息数を聞き取る「石川方式」を拡大するため、連携していくことを誓った。

 各地域からそれぞれ3チーム計12人の児童が、今年5月に実施した調査の成果を発表した。韓国の児童は巣の耐久性を調べる実験を行い、古巣に500グラムの重りを載せても壊れなかったと説明。台湾の児童はツバメが登場する地域の民話も紹介した。

 発表会では、「石川方式」のツバメ調査が韓国、台湾に浸透しており、さらに広げていく必要性も確認した。

 韓国では今年93校が調査に参加した。今年初めてツバメ調査を行ったという韓国の裴正恩(ベジョンウン)さん(禮林(ユーリン)小5年)は「ツバメを毎年迎えている人と接して心が温かくなった」と強調した。

 台湾では5校の児童が調査した。台中市國光(ゴーカン)小の葉美蓉(ヨーメイロン)教諭(40)は「石川では県内全域を網羅していると聞いて驚いた。自然や動物を愛する心を育むため、ツバメ調査は役に立つ。台湾全域に広がればいい」と話した。

 発表会終了後、児童は九十九湾の磯遊びやキリコ担ぎを体験した。3日はキャンプの閉校式が行われる。

北國新聞社

最終更新:2017/8/3(木) 1:37
北國新聞社