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空き部屋に「カフェ」 小松のデイサービス「とも」に来月開設

8/3(木) 1:37配信

北國新聞社

 小松市野田町のデイサービス「とも」は9月、同施設2階の空き部屋を活用し、地域のお年寄りが立ち寄り、定額で食事や喫茶を楽しめる「芳寿庵(ほうじゅあん)」を開設する。介護サービスは提供しないが、「カフェ」と名付けて、お年寄りの気軽な利用を見込む。

 芳寿庵は、デイサービスともの福祉サービス提供部分とは別に、2階に設けられた。空き部屋となっていた居住スペースを使用しており、リビング、ダイニング、和室がある。

 芳寿庵は一般的なカフェと異なり、定員制で原則予約が必要となる。9月から毎週火曜日の午前10時から4時間、5人を受け入れる。同施設運営会社の西田すみ子代表が、地域に恩返しをする意味を込めて、地元のお年寄りがくつろげる場所として運営する。

 利用料は昼食代込みで1千円に設定した。西田代表によると、採算は考慮していないという。2日に内見会が開かれ、地元の社会福祉関係者が期待を寄せた。

 介護保険制度の改正で、要介護度が低い「要支援1、2」の高齢者が利用する通所介護と訪問介護は今年度、介護保険から市町村の事業に移行した。小松市でも同様に移行し、要支援1、2で通所型、訪問型サービスを利用する人は629人いる。市によると、制度変更に合わせ、軽度のサービスを提供する部門を新たに設置した事業者もあった。

 芳寿庵で提供する昼食は西田さんが手作りする予定で、2日の内見会では参加者が会食を楽しんだ。西田さんは「楽しんで過ごしてもらえる場所として利用してほしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:8/3(木) 1:37
北國新聞社